別府地獄めぐりと地獄蒸し釜

2022年8月14日 撮影

目次

いでゆ坂

いでゆ坂 - 別府地獄めぐり
いでゆ坂
別府温泉は、大分県別府市内に数百ある温泉の総称で、源泉数、湧出量とも日本一を誇る。歴史の異なる8カ所の温泉郷を別府八湯 (べっぷはっとう) とも呼ぶ。
このうち、鉄輪温泉 (かんなわおんせん) 別府地獄めぐりの中心地となっている。
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いでゆ坂 - 別府地獄めぐり
いでゆ坂
いでゆ坂は鉄輪温泉のメインストリートだ。この坂を上ってゆくと、8つの地獄をめぐることができる。各々の地獄は観覧有料。8つの地獄を合わせた共通観覧観覧券がお得。

2009年(平成21年)7月23日に、血の池地獄龍巻地獄白池地獄海地獄は国の名勝に指定された。
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血の池地獄

血の池地獄 - 別府地獄めぐり
血の池地獄
最初に訪れたのは、血の池地獄だ。
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血の池地獄 - 別府地獄めぐり
血の池地獄
日本で一番古い天然の地獄で、1300年(正安2年)前の『万葉集』『豊後国風土記』に登場する。
地下の高温、高圧下で化学反応を起こした酸化鉄、酸化マグネシウムなどを含んだ赤い熱泥が地層から噴出し、堆積し、池一面が赤く染まっている。
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血の池地獄 - 別府地獄めぐり
血の池地獄
本当に真っ赤である。
面積は約1,3002。最深部は粘土質のため不明だが、約30メートルと見積もられている。温度は約78℃、湧出量は1.8m3である。
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血の池地獄 - 別府地獄めぐり
血の池地獄
記念写真撮影用のパネルがある。
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血の池地獄 - 別府地獄めぐり
血の池地獄
赤鬼が記念写真撮影に応じてくれる(暑くないか?着ぐるみ👹)。

1927年(昭和2年)に血の池地獄は、高さ220メートルに達する大爆発を起こした。
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血の池地獄 - 別府地獄めぐり
血の池地獄
テーブルも凝っている。
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血の池地獄 - 別府地獄めぐり
血の池地獄
血の池地獄から湧き出る粘土から作られた血の池軟膏は皮膚病に効くとされ、明治時代から販売されている。
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血の池地獄 - 別府地獄めぐり
血の池地獄
自ら
早紅葉したる
池畔かな
俳人の高浜虚子 (たかはま きょし) が1920年(大正9年)に血の池地獄を訪れた際に詠んだ歌碑が建てられている。
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龍巻地獄

龍巻地獄 - 別府地獄めぐり
龍巻地獄
龍巻地獄 (たつまきじごく) は、30~40分間隔で6~10分にわたって噴き出す間欠泉で、国の名勝、別府市の天然記念物に指定されている。
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龍巻地獄 - 別府地獄めぐり
龍巻地獄
熱水を30メートルの高さに噴き出す力をもっているが、100℃近い熱水であるため、観客の危険防止のため、周囲を岩で囲んでいる。

アメリカのイエローストーン国立公園や、アイスランド、ニュージーランドの間欠泉に比べ、噴出間隔が短いことを特徴としている。
これは、地下深くから150℃の熱水が、地下50メートルの所にある空洞に集まり、地表に至るまでの温熱水が沸騰すると、その圧力によって噴出する。沸騰により空洞にたまった熱水が減少し、噴出が終わる。
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龍巻地獄 - 別府地獄めぐり
龍巻地獄
1日の噴出量は約0.6m3

龍巻地獄の左脇に、その仕組みが記された看板が立てられている。
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龍巻地獄 - 別府地獄めぐり
龍巻地獄
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龍巻地獄 - 別府地獄めぐり
龍巻地獄
昭和テイストな鬼が2体、記念撮影に応じている。
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蒸し工房 鉄輪

蒸し工房 鉄輪 - 別府地獄めぐり
蒸し工房 鉄輪
地獄蒸し工房 鉄輪(大分県別府市風呂本5組)でお昼ご飯をいただく。

温泉の蒸気を利用した蒸し料理を体験できる。
まず受け付けで番号札を受け取り、呼ばれたら券売機で食材を発注する。次に案内に向かい、食材を受け取り、座席を確保したら、釜場へ向かう。
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蒸し工房 鉄輪 - 別府地獄めぐり
蒸し工房 鉄輪
食材をザルにのせたら、温泉から噴出する100℃の蒸気を利用した地獄蒸し釜の中に入れる。塩分を含む温泉蒸気で一気に蒸すため、食材本来の旨味が閉じ込められる。別府では江戸時代から利用されてきた調理法だ。
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蒸し工房 鉄輪 - 別府地獄めぐり
蒸し工房 鉄輪
こぱふぅが調理に挑む――スタッフが調理法をサポートしてくれる。両手に耐熱手袋をして、やけどしないように気をつける。
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蒸し工房 鉄輪 - 別府地獄めぐり
蒸し工房 鉄輪
蒸し上がりまでの時間を知らせるタイマーが渡されるので、座席で待つ――まだまだコロナ禍なので、騒いではいけない。飲み物はないので、持ち込み。
タイマーが鳴ったら、地獄蒸し釜からザルを引き上げ、いただく😋
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蒸し工房 鉄輪 - 別府地獄めぐり
蒸し工房 鉄輪
表には飲湯場がある。
隣りのポケットパークには、足蒸しや、車椅子でも利用できる足湯を備えている。
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白池地獄

白池地獄 - 別府地獄めぐり
白池地獄
昼食後、白池地獄 (しらいけじごく) を訪れる。
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白池地獄 - 別府地獄めぐり
白池地獄
落ち着いた雰囲気の和風庭園にある池は、青みを帯びた白色をしている。噴出時は透明な温水が、外気に触れ、圧力と温度が下がると青白く変化するためである。
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白池地獄 - 別府地獄めぐり
白池地獄
1931年(昭和6年)に噴出した。
泉質は含ホウ酸食塩泉で、塩化ナトリウム、ケイ酸、重炭酸カルシウムを含む。噴出口の温度は約95℃。
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白池地獄 - 別府地獄めぐり
白池地獄
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白池地獄 - 別府地獄めぐり
白池地獄
温泉の結晶と地下の岩層のサンプルが展示されている。
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白池地獄 - 別府地獄めぐり
白池地獄
鉄輪温泉は、鎌倉時代中期の僧侶で、時宗の開祖、一遍上人 (いっぺんしょうにん) が1276年(建治2年)に開いたと言われている。
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白池地獄 - 別府地獄めぐり
白池地獄
庭園内に大分県指定有形文化財の国東塔がある。高さ2.69メートル。巨石の上に、一重の基礎、反花、請花座、塔身、笠、相輪からなる宝塔で、大分県国東半島を中心に分布する。一般の宝塔が台座を有さないのに対して、国東塔は基礎と塔身の間に反花または蓮華座、ものによっては双方からなる台座を有するのが外観上の最大の特徴だ。
銘文はないが、南北朝時代末ごろの作と推定されている。
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白池地獄 - 別府地獄めぐり
白池地獄
大分県指定重要文化財の向原石幢 (むこうばるせきどう) は、高さ2.69メートル。丈夫に、金剛界四仏の種子(ウーン・タラーク・キリーク・アク)が彫られている。
石幢の「 (どう) 」は旗章を意味し、インドではこれを石面に表して仏殿の前に立てた。

銘文がわずかに読める形で残っており、庚申信仰に関係あると考えられている。1568年(永禄11年)頃に作られたと考えられている。
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白池地獄 - 別府地獄めぐり
白池地獄
無銘の石灯籠――これも古そうだ。
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白池地獄 - 別府地獄めぐり
白池地獄
園内には、温水を利用した熱帯魚館がある。
アマゾンに生息する世界最大の淡水魚ピラルクー(写真の左奥)。肉食性で、体長が3メートル以上になる。恐竜が生きていた1億年以上前からほぼ形を変えておらず、生きた化石とも呼ばれる。
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白池地獄 - 別府地獄めぐり
白池地獄
アマゾン川などに生息するピラニア――じつは、特定の主を表す名称ではなく、熱帯地方の肉食淡水魚を総称してこう呼ぶ。体長は15cmから、大きなものでは60cmを超える。
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白池地獄 - 別府地獄めぐり
白池地獄
アリゲーターガーは北アメリカ大陸最大の淡水魚で、体長は約2メートル、体重は150kg以上になる。空気呼吸ができるため、酸素の少ない水域でも生息が可能。頭部を除く全身をガノイン鱗と呼ばれるナイフも通らないほど硬い鱗で覆われている。
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鬼山地獄

鬼山地獄 - 別府地獄めぐり
鬼山地獄
鬼山地獄は、緑白色の熱水をたたえた池を中心に、広大なワニ園と、マレーシアのサラワク州から移築されたマレーシア伝統家屋がある。
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鬼山地獄 - 別府地獄めぐり
鬼山地獄
不動明王が厳かに出迎えてくれる。
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鬼山地獄 - 別府地獄めぐり
鬼山地獄
緑白色の熱水はナトリウム一塩化物泉で、約99℃。
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鬼山地獄 - 別府地獄めぐり
鬼山地獄
湯ぶねのゆ
ほのあたたかみ 鰐の群
そが故郷を
忘れたるらし
歌人、佐佐木信綱の歌碑が建っている。
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鬼山地獄 - 別府地獄めぐり
鬼山地獄
鬼山地獄は、別名をワニ地獄といい、1923年(大正12年)に日本で初めて温泉熱を利用しワニの飼育を開始した。現在、クロコダイル、アリゲーターなど、約80頭のワニを飼育している。
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鬼山地獄 - 別府地獄めぐり
鬼山地獄
マレーシア伝統家屋の中に、1923年(大正12年)に最初に飼育されたボルネオ産クロコダイルの大きな剥製が展示されている。漫画家の富永一朗によってイチロウと名付けられた。1996年(平成8年)8月30日に73歳で死亡した。
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かまど地獄

かまど地獄 - 別府地獄めぐり
かまど地獄
かまど地獄は、氏神の八幡竈門神社 (はちまんかまどじんじゃ) の大祭に地獄の噴気で御供飯を炊いていたことが、その名の由来となっている。鬼滅の刃の主人公、竈門炭治郎と同じ苗字であることから注目が集まっている。
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かまど地獄 1丁目 - 別府地獄めぐり
かまど地獄 1丁目
かまど地獄は1丁目~6丁目に分かれており、さまざまな湯の池がある。

1丁目は、茶褐色の熱泥地獄で、地下にある岩盤が地熱により粘土になったもの。
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かまど地獄 2丁目 - 別府地獄めぐり
かまど地獄 2丁目
2丁目は、岩の間から100℃の蒸気が噴きだしている。
ここには、八幡竈門神社に帰依してかまど地獄の門番となったかまどの鬼がいる。鬼の横には藤の花もあり、綺麗な花が咲く。
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かまど地獄 大釜 - 別府地獄めぐり
かまど地獄 大釜
鬼の下にある釜と、向かいにある写真の大釜は、一対の夫婦釜をなしている。
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かまど地獄 3丁目 - 別府地獄めぐり
かまど地獄 3丁目
3丁目はコバルトブルーの色をした85℃の地獄。塩化銅水溶液の色に似ているが、こちらは温泉沈殿物の非晶質シリカが約70年かかって沈殿し、この色になったと考えられている。
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かまど地獄 4丁目 - 別府地獄めぐり
かまど地獄 4丁目
4丁目は、地下にある岩盤が地熱により粘土になったもので、酸化鉄ではない。
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かまど地獄 5丁目 - 別府地獄めぐり
かまど地獄 5丁目
5丁目は、池の色が変わる不思議な地獄。ブルーとグリーンの間で、色も濃くなったり薄くなったりする。原因はわかっていない。
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かまど地獄 6丁目 - 別府地獄めぐり
かまど地獄 6丁目
6丁目は、地下にある岩盤が地熱により粘土になった熱泥地獄で、以前は灰色だったものが年々変化し、現在の色になった。地中に含まれている鉄分が何らかの原因で溶け出し変化したと考えられている。
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海地獄

海地獄 - 別府地獄めぐり
海地獄
海地獄は、1200年(正治2年)ほど前に鶴見岳の爆発によって誕生した考えられており、最大の地獄である。
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海地獄 - 別府地獄めぐり
海地獄
コバルトブルーは硫酸鉄によるもので、温度は98℃。泉脈までの深さは200メートルに達する。
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海地獄 - 別府地獄めぐり
海地獄
園内では、温泉熱を利用してアマゾン地方原産のオオオニバスを栽培している。漢字で大鬼蓮と書く。
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海地獄
熱帯性のスイレンも栽培している。地獄というより、極楽浄土のようだ。
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海地獄 - 別府地獄めぐり
海地獄
別府温泉には、昭和天皇陛下、香淳皇后陛下、上皇・上皇后両陛下、天皇陛下が行幸された。
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鬼石坊主地獄

鬼石坊主地獄 - 別府地獄めぐり
鬼石坊主地獄
最後に鬼石坊主地獄 (おにいしぼうずじごく) を訪れた。明治時代に坊主地獄として観光名所になったが、1950年代に一度閉鎖になり、鬼石地獄と合わせて2002年(平成14年)12月にリニューアルオープンした。
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鬼石坊主地獄 - 別府地獄めぐり
鬼石坊主地獄
灰色の熱泥が沸騰する様子が坊主頭に似ていることから、鬼石坊主地獄と呼ばれるようになった。泉質は、ナトリウム、一塩化物泉で、温度は約99℃。
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鬼石坊主地獄 - 別府地獄めぐり
鬼石坊主地獄
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鬼石坊主地獄 - 別府地獄めぐり
鬼石坊主地獄
鬼の高鼾 (たかいびき) は間欠泉で、100℃の蒸気が鬼のいびきのような大きな音を立てて噴き上げている。

地獄の奥には鬼石の湯がある。
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別府駅

別府駅
別府駅
最寄の別府駅には、奇抜のポーズをとる「ピカピカのおじさん」のブロンズ像がある。
「山は富士、海は瀬戸内、湯は別府」のキャッチフレーズのもと、別府市の観光開発に尽力し、湯布院の礎を築いた油屋熊八 (あぶらやくまはち) 、その人である。
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海地獄への交通アクセス

【バス】
  • 別府駅から亀の井バス2・5・9・24・41番鉄輪行きで約20分、「海地獄」下車
  • 別府駅より亀の井バスが運行している定期観光バス
行き方ナビ
出発地の最寄駅:

目的地:海地獄
別府地獄めぐり 関連

参考サイト

近隣の情報

(この項おわり)
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