月まで3km

2022年12月30日 撮影
月まで3kmの青看板
静岡県道360号線――天竜二俣駅から国道152号線を5キロほど北上し、最初のトンネル「船明隧道」手前を左に曲がった先に「月まで3kmの青看板」がある。
月まで3kmの青看板の大きな写真大きな写真
(1920×1280 ピクセル, 895 Kbyte)
この看板の先には浜松市天竜区月がある。わずか十数戸の小さな集落だ。
南北朝時代、楠木正成に仕えた源氏の一族、鈴木左京之進が北朝に敗れ、12人の家子郎党を連れてここに落ちのびた際、それでもなお「楠木正成公の心の清らかさこそ、中空にかかる月のようである。私たちの心のよりどころを地名に残そう」として村の名を「月」と名付けたとか、左京之進が「私たちはたった12人となってしまったが、いつの日か満月のように発展しよう」として「月」と名付けたなどと伝わっている。

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(この項おわり)
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