サイエンス・スクエアつくばで産総研の研究成果を見る

2023年6月18日 撮影
サイエンス・スクエア つくば
サイエンス・スクエア つくば
サイエンス・スクエア つくば(茨城県つくば市東1-1-1)では、産業技術総合研究所(産総研)が最先端の研究成果を展示している。
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MRAMウェハー - サイエンス・スクエア つくば
MRAMウェハー
直径300mmのMRAMウェハー――MRAM(Magnetoresistive Random Access Memory)は「磁気抵抗メモリ」とも呼ばれ、磁気抵抗効果を用いてデータを記憶するRAMの一種である。不揮発であると同時に、SRAMに匹敵する読み書き速度を実現できる次世代メモリである。
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カーボンナノチューブの折り鶴 - サイエンス・スクエア つくば
カーボンナノチューブの折り鶴
eDIPS-CVD法でつくられた高品質な単層カーボンナノチューブ(CNT)の不織布を使用した折り鶴
単層CNTは様々な優れた特性を有し、産総研ではゴム、樹脂、金属等との様々な複合材料の開発を行っている。たとえば単層CNTとゴムを複合化すると、既存のゴム材料にない耐久性や加工性を有したり、単層CNTと金属を複合化すると、既存の金属材料に比べ軽量で、特異的な電気特性や熱特性を示したり、既存の材料では不可能だった特性を発現させることができる。
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シリコン単結晶球 - サイエンス・スクエア つくば
シリコン単結晶球
2017年(平成29年)10月、産総研では直径94mmのシリコン単結晶球を0.6ナノメートルの精度で計測。これは原子1つ1つを計測することに相当する。重さと体積とシリコンの光子定数などを組み合わせ、プランク定数を算出した。その精度は1億分の2.4。同様に算出されたカナダなどの8つのプランク定数を加味して、2018年(平成30年)11月16日の国際度量衡総会で、国際単位系(SI)の中で最後に残った人工物による定義「キログラム」がプランク定数から導き出される値にその座を譲った。
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HRP-5P、HIRO - サイエンス・スクエア つくば
HRP-5P、HIRO
手前のロボットは人間と同じ重労働が可能な試作機 HRP-5P。身長182cm、体重101kg。HRPシリーズのなかで最高の身体能力を備える。
奧のロボットは、工場のラインなどで、人と同じような作業をするロボットとして開発された HIROだ。部品を付け替えることで、いろいろな作業に対応する。
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交通アクセス

【バス】
  • つくばエクスプレス「つくば駅」から荒川沖駅行バスで10分、「並木2丁目」下車、徒歩5分
行き方ナビ
出発地の最寄駅:

目的地:サイエンス・スクエアつくば
 関連

参考サイト

近隣の情報

(この項おわり)
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