
筑波宇宙センター
筑波宇宙センター(TKSC;茨城県つくば市千現2-1-1)は、筑波研究学園都市内にある宇宙航空研究開発機構(JAXA)が所有する宇宙開発計画関連の独立行政法人施設である。
大きな写真

(2560×1707 ピクセル, 1290 Kbyte)

歴代の液体燃料ロケット
前身の宇宙開発事業団(NASDA)が N-Iロケットの打ち上げに向けた準備作業を開始した1972年(昭和47年)6月1日に開設した。
館内には、N-IからH-IIまでの歴代の液体燃料ロケットの模型が並んでいる。
館内には、N-IからH-IIまでの歴代の液体燃料ロケットの模型が並んでいる。

技術試験衛星「きく1号」

技術試験衛星「きく3号」

技術試験衛星「きく4号」

技術試験衛星「きく6号」

実験用中継放送衛星「ゆり」

データ中継技術衛星「こだま」
データ中継技術衛星「こだま」は、 衛星間通信実験を目的として、2002年(平成14年)9月10に落ちにH-IIAロケットで打ち上げられ、インド洋上(東経90.75度)の静止軌道に投入された。

太陽電池パネル展開後の大きさは17メートル、重量は1.5トン。
従来の2-4GHz帯(Sバンド)に加え、大容量通信に向いている26-40GHz帯(Kaバンド)を備えており、最大通信容量は240Mbps以上と高速で、大容量のデータを効率よく地上局に送信できる。2006年(平成18年)2月には、当時世界最高速度となる278Mbpsの衛星間通信実験に成功した。

太陽電池パネル展開後の大きさは17メートル、重量は1.5トン。
従来の2-4GHz帯(Sバンド)に加え、大容量通信に向いている26-40GHz帯(Kaバンド)を備えており、最大通信容量は240Mbps以上と高速で、大容量のデータを効率よく地上局に送信できる。2006年(平成18年)2月には、当時世界最高速度となる278Mbpsの衛星間通信実験に成功した。

陸域観測技術衛星「だいち2号」

船外活動ユニット(EMU)
長さ10メートル、高さ4.7メートルに及ぶフェーズドアレイ方式Lバンド合成開口レーダ、小型赤外線カメラ、船舶自動識別信号受信機などを搭載し、重量は約2トンある。

船外活動ユニット(EMU)は、宇宙船外で活動する宇宙飛行士を宇宙の過酷な環境から保護し、生命を維持するための装置である。

アメリカ製で、宇宙服アセンブリ(Space Suite Assembly: SSA)と生命維持システム(Life Support System: LSS)の2つの部分から構成される。
重量は約120kg。連続運用時間は8時間で、内部気圧は0.3気圧の純粋酸素。寿命は30年もある。

船外活動ユニット(EMU)は、宇宙船外で活動する宇宙飛行士を宇宙の過酷な環境から保護し、生命を維持するための装置である。

アメリカ製で、宇宙服アセンブリ(Space Suite Assembly: SSA)と生命維持システム(Life Support System: LSS)の2つの部分から構成される。
重量は約120kg。連続運用時間は8時間で、内部気圧は0.3気圧の純粋酸素。寿命は30年もある。

宇宙ステーション補給機「こうのとり」
宇宙ステーション補給機「こうのとり」(HTV)は、無人の宇宙船で、食糧や衣類、各種実験装置などの物資を地上約400km上空の軌道上にある国際宇宙ステーション(ISS)に送り届け、補給が済むと用途を終えた実験機器や使用後の衣類などを積み込み、大気圏に再突入して燃やす。

高さ9.6メートル、直径4.4メートルの大きさで、H-IIBロケットで種子島宇宙センターから打ち上げられ、最大6トンの貨物を運べる。
2009年(平成21年)9月11日に技術実証機の1号機が打ち上げられた。2020年(令和2年)5月21日に9号機が打ち上げられ、ミッションを完遂した。

高さ9.6メートル、直径4.4メートルの大きさで、H-IIBロケットで種子島宇宙センターから打ち上げられ、最大6トンの貨物を運べる。
2009年(平成21年)9月11日に技術実証機の1号機が打ち上げられた。2020年(令和2年)5月21日に9号機が打ち上げられ、ミッションを完遂した。

「きぼう」日本実験棟

「きぼう」日本実験棟
2008年(平成20年)3月11日にスペースシャトル「エンデバー」で最初の構成部品が打ち上げられ、全部で3回、部品がスペースシャトルで運ばれ、2009年(平成21年)7月19日に完成した。

無重量を利用した流体実験ラックや勾配炉ラック、細胞実験ラック、多目的実験ラックのほか、宇宙環境計測ミッション装置、全天X線監視装置などの観測装置も搭載しており、ISSで唯一、重量50kg程度までの超小型人工衛星を軌道投入できる機能を有し、JAXAが各国から衛星射出を受託している。

無重量を利用した流体実験ラックや勾配炉ラック、細胞実験ラック、多目的実験ラックのほか、宇宙環境計測ミッション装置、全天X線監視装置などの観測装置も搭載しており、ISSで唯一、重量50kg程度までの超小型人工衛星を軌道投入できる機能を有し、JAXAが各国から衛星射出を受託している。
交通アクセス
【バス】

- JR常磐線「荒川沖駅」下車。関鉄バス「筑波大学中央」行きまたは「つくばセンター」行きに乗り換え、「物質材料研究機構」下車、徒歩1分
- つくばエクスプレス線「つくば駅」下車。関鉄バス「荒川沖駅」行きに乗り換え、「物質材料研究機構」下車、徒歩1分。

参考サイト
- 筑波宇宙センター:JAXA
- JAXA筑波宇宙センター@TKSC_JAXA:Twitter
- 筑波宇宙センター見学のご案内:JAXA
近隣の情報
- JAXA筑波宇宙センターでは歴代のロケットや人工衛星を展示:ぱふぅ家のホームページ
- 地質標本館は地球科学専門の博物館:ぱふぅ家のホームページ
- つくば科学フェスティバルでホバークラフトに乗る:ぱふぅ家のホームページ
- つくば科学フェスティバルで小学生の研究発表に感銘:ぱふぅ家のホームページ
- 筑波実験植物園は約7,000種を植栽:ぱふぅ家のホームページ
- 土浦全国花火競技大会は日本三大花火のひとつ:ぱふぅ家のホームページ
- ポケモンスタンプラリーで1日乗り放題のホリデー・パスを使う:ぱふぅ家のホームページ
- 牛久駅で「懐かしの駅スタンプラリー」開催中:ぱふぅ家のホームページ
- 牛久大仏万燈会は浄土の花火大会:ぱふぅ家のホームページ
- ケロロ軍曹 in 龍ヶ崎であります!!:ぱふぅ家のホームページ
- 世界最大級の花、3年ぶり開花(2023年6月1日)
- こいのぼりお堀に500匹(2021年5月6日)
- 鎮魂のキャンドル2940個:取手の「ゆめあかり」終幕(2021年3月7日)
- 築130年我孫子の古民家、宇宙服向け新繊維の開発拠点(2021年2月1日)
- 牛久シャトーレストラン再開(2020年6月28日)
- わが街イチオシ:いしおかサンド(2020年3月30日)
- 土曜の鉄道、アートが走る乗車10分だけど…(2018年10月3日)
- 興味わくわく「きぼう」模擬管制体験 JAXA一般公開(2017年10月7日)
- シダレザクラ まもなく見頃 龍ケ崎・般若院を彩る(2017年4月3日)
- 「世界最大の花」開花(2016年8月16日)
- サクラのトンネル 頭上に花びら舞う(2016年4月17日)
- 忘れない…揺らめいて1万1000個(2016年3月8日)
- 世界初、青い菊公開 国立科学博物館筑波実験植物園(2014年11月16日)
- 龍ケ崎市60周年記念車両「まいりゅう号」運行(2014年3月20日)
- 意外に可憐「伝説の毒草」 つくばでマンドレイク開花(2014年2月2日)
(この項おわり)