筑波実験植物園は約7,000種を植栽

2023年6月18日 撮影
国立科学博物館筑波実験植物園
国立科学博物館筑波実験植物園
筑波実験植物園(茨城県つくば市天久保四丁目1番地1)は筑波研究学園都市内野津騎馬大学に近接した場所にある実験植物園で、国立科学博物館の1研究部門として植物の研究を行うとともに、一般向けの教育の場を提供している。1976年(昭和51年)5月に設置され、1983年(昭和58年)10月に開園した。

14ヘクタールの敷地には、約7,000種以上の国内外の植物を植栽しており、うち3,000種あまりを屋外と温室で常設展示している。屋外には、常緑広葉樹・針葉樹・落葉樹の森林区から山地草原・岩礫・砂礫・水生区まで、日本の代表的な植生を再現した9つの区画がある。
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ソメイヨシノ - 国立科学博物館筑波実験植物園
ソメイヨシノ
温室には、熱帯や半乾燥地帯を模倣したサバンナ・熱帯資源植物・熱帯雨林・熱帯水生の4つがあり、日本では見られない植物を間近で見て楽しめる。

気象庁が発表するさくらの開花予想の基準木となっているソメイヨシノ

ソメイヨシノは1730年(享保15年)ごろにオオシマザクラとエドヒガンを人工交配してつくられたという。染井村の名前と、桜の名所として名高い奈良の吉野山の名前を合わせて「ソメイヨシノ」と名付けられたという。
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垣根の植物 - 国立科学博物館筑波実験植物園
垣根の植物
温帯資源植物・東には、垣根に使われる17種類の植物が植栽されている。
生け垣には、病気や乾燥に強く、刈り込みにも耐える丈夫な樹木が多く使われている。そのほか、葉に水分を多く含み防火に役立つ種や、鋭い棘が侵入者を防ぐ役割をする種、古くから弱の侵入を防ぐと信じられている種など、さまざまな用途に用いられている。
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穀類とその原種 - 国立科学博物館筑波実験植物園
穀類とその原種
トウモロコシ(祖先はテオシント)、アワ(祖先はエノコログサ)など、全ての栽培穀類の祖先は野生の原種だった。われわれの祖先達は、その原種の種の中から、おいしく、収穫量の多い系統を選び続け、その選抜によって今日のトウモロコシやアワが誕生した。
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シビイタチシダ - 国立科学博物館筑波実験植物園
シビイタチシダ
絶滅危惧植物の進化と保全に関する研究を行っており、写真のシビイタチシダは、鹿児島県紫尾山の麓にのみ生育していたシダだが、現地では野生絶滅の状態にある。無配生殖(アポガミー)で繁殖し、別の種の交雑によってできた種と考えられており、植物園で増殖を試みている。胞子から増殖した次世代のシビイタチシダ50株以上が順調に生長を続けている。
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カカオ - 国立科学博物館筑波実験植物園
カカオ
カカオは、テオブロマ カカオ リンネ(Theobroma cacao Linne)という学名を持つアオイ科の植物で、その樹になる実の中にあるカカオ豆がチョコレートやココアの原料になる。

カカオの樹は高さ6~7メートルほどで、苗から育てた場合は3~4年目くらいから実がなる。実の1個は250~1kgという重さで、1本の樹に年間で10~40個ほどなる。幹の太いところに直接、大きな実をいくつもぶら下がる。
カカオの樹は高温多湿の熱帯でしか生育せず、北緯20度から南緯20度までのカカオ栽培適地は「カカオベルト」と呼ばれている。
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ブーゲンビリア - 国立科学博物館筑波実験植物園
ブーゲンビリア
ブーゲンビリアは、つる性の熱帯花木で、丈夫で長期間開花する。美しく着色した部分は (ほう) で、中心部に白色の小さな筒状の花をつける。寒さにも強く、霜が降りない地域では戸外でも冬越しできる。
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トゲのなくなったサボテン、地中にもぐったサボテン - 国立科学博物館筑波実験植物園
マミラリア・カンディダ、マミラリア・ハフニアナなど、棘が退化してしまったサボテンが植栽されている。これらは体の大部分が土に埋もれているか、扁平になって地面に張り付いているため、動物から身を守るための棘が不要になったと考えられている。
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 - 国立科学博物館筑波実験植物園
フェロカクタス・グラウケスケンスは、サボテン玉全体の形が王冠のようにみえることから、王冠竜 (おうかんりゅう) と呼ばれる。大きなものでは直径1メートル近くになる。原産地はメキシコ。
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交通アクセス

5【バス】
  • 「つくば駅」から北部シャトルで約5分、「天久保[筑波実験植物園]」下車。
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出発地の最寄駅:

目的地:筑波実験植物園
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参考サイト

近隣の情報

(この項おわり)
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