西暦1752年 - フランクリンの雷実験

合理主義的な政治家
フランクリンの雷実験
フランクリンの雷実験
1752年6月15日、アメリカのベンジャミン・フランクリンは、雷雨の中に針金の付いた凧をあげて、雷の電気をライデン瓶に蓄えた。
当時、電気を発生させる唯一の方法は摩擦によるものだった。
フランクリンが、雷と摩擦電気が同じ性質を持っているという論文をロンドン王立協会に送ったところ、専門家たちは一笑に付したという。この事実が証明されるには、19世紀のマイケル・ファラデーの登場を待たねばならなかった。
ベンジャミン・フランクリン
ベンジャミン・フランクリン
物事を合理的に考えるフランクリンは、1776年、アメリカ独立宣言の起草委員となり、トーマス・ジェファーソンらと共に最初に署名した5人の政治家のうちの1人となった。また、奴隷制度の廃止にも尽力した。
避雷針やフランクリンストーブ、遠近両用眼鏡などを発明したが、特許は取得せず、すべて社会に還元した。

この時代の世界

1675 1700 1725 1750 1775 1800 1825 1850 1752 フランクリンの雷実験 1706 1790 ベンジャミン・フランクリン 1732 1789 ジョージ・ワシントン 1735 1826 ジョン・アダムズ 1773 ボストン茶会事件 1776 アメリカ独立宣言 1775 1783 アメリカ独立戦争 1735 1826 ジョン・アダムズ 1762 「社会契約論」「エミール」が発禁に 1712 1778 ルソー 1717 1783 ジャン・ル・ロン・ダランベール 1723 1790 アダム・スミス 1748 「法の精神」の出版 1732 1789 ジョージ・ワシントン 1735 1826 ジョン・アダムズ 1759 大英博物館が開館 1724 1804 イマヌエル・カント 1737 1798 ガルバーニ 1769 ワット式蒸気機関 1743 1794 ラヴォアジェ 1749 シェーンブルン宮殿が完成 1717 1780 マリア・テレジア 1755 1793 マリー・アントワネット 1756 1763 七年戦争 1740 1748 オーストリア継承戦争 1712 1786 フリードリヒ2世 1710 1774 ルイ15世 1766 水素の発見 1731 1810 ヘンリー・キャヴェンディッシュ 1771 「ブリタニカ百科事典」の完成 1774 質量保存の法則の発見 1711 1761 徳川家重 1737 1786 徳川家治 1719 1788 田沼意次 1716 1783 与謝蕪村 1728 1779 平賀源内 1733 1817 杉田玄白 1723 1803 前野良沢 1730 1801 本居宣長 1774 解体新書 1776 平賀源内によるエレキテルの実験 1767 1786 田沼時代 1711 1799 乾隆帝 1728 1762 ピョートル3世 1729 1796 エカチェリーナ2世 1703 1787 ムハンマド・イブン=アブドゥルワッハーブ Tooltip
(この項おわり)
header