阿蘇草千里ヶ浜は見渡す限りの草原

2008年7月29日 撮影
阿蘇草千里ヶ浜
阿蘇草千里ヶ浜
阿蘇草千里ヶ浜(熊本県阿蘇市草千里ヶ浜)は、烏帽子岳 (えぼしだけ) (1337m)と杵島岳 (きしまだけ) (1270m)に挟まれた盆地で、夏場の渇水期には見渡す限りの草原となることから、この名が冠せられた。

梅雨期には2つの池ができる。
標高は1140mほどあり、冬場には雪が降り、2つの池は天然のアイススケート場になる。
阿蘇草千里ヶ浜
阿蘇火山博物館(熊本県阿蘇市赤水1930-1)の前は広い駐車場になっている。レストランや土産物店もあり、阿蘇火口観光の基地となっている。

草原では牛がのんびりを散歩している。また、乗馬を楽しむことができる。

野焼きの復活

2016年(平成28年)2月27日、約50年ぶりに野焼きが復活した。
草寄せなどを行い、午後1時ごろ、約75haある草千里ケ浜の北側約30Haに火が放たれた。

野焼きは、草原の維持や害虫駆除などが目的だ。
草千里ケ浜では、人手不足などで50年ほど前に野焼きが途絶えた。放牧された牛が草を食べることで、何とか草原は維持されてきた。訪問時には、まだ放牧が行われていた。
しかし、2010年(平成22年)に宮崎県で起きた口蹄疫 (こうていえき) の影響で、人の立ち入る草千里での放牧が中止され、草原の荒廃が進んでいた。

交通アクセス

【鉄道+バス】
【バス】 【自動車】
  • 九州道「熊本I.C.」から国道57号線経由で草千里まで約80分
  • 熊本空港から国道57号線経由で草千里まで約60分
  • 湯布院から旧やまなみハイウェイ経由で草千里まで約90分)

近隣の情報

(この項おわり)
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