
阿蘇草千里
阿蘇草千里(阿蘇草千里ヶ浜;熊本県阿蘇市草千里ヶ浜)は、烏帽子岳(1337m)と杵島岳(1270m)に挟まれた盆地で、夏場の渇水期には見渡す限りの草原となることから、この名が冠せられた。
大きな写真

(2560×1707 ピクセル, 1305 Kbyte)

中岳火口 2008年7月29日撮影
2023年(令和5年)1月30日から3月23日にかけ、阿蘇山に火口周辺警報(噴火警戒レベル2)が発表されたため、残念ながらこの日は中岳火口へ見学に行くことはできなかった。写真は2008年(平成20年)7月に撮影した中岳火口。

阿蘇草千里

阿蘇草千里乗馬クラブ
阿蘇草千里乗馬クラブでは、噴煙を上げる中岳を望み、絶好のロケーションで乗馬を体験することができる。馬に乗ることで普段の視線の2倍以上の高さから景色を眺めることができ、雄大な阿蘇の風景が一層迫力を増す。

阿蘇山上ターミナル

旧ターミナルビル
こちらは旧ターミナルビル。
1958年(昭和33年)4月に開業した阿蘇山ロープウェイは、度重なる噴火活動による運休に加え、2016年(平成28年)4月の熊本地震、同年10月の大規模噴火で被災し、2019年(令和元年)12月に運行再開を断念。バスによる輸送に切り替えた。
1958年(昭和33年)4月に開業した阿蘇山ロープウェイは、度重なる噴火活動による運休に加え、2016年(平成28年)4月の熊本地震、同年10月の大規模噴火で被災し、2019年(令和元年)12月に運行再開を断念。バスによる輸送に切り替えた。

阿蘇山上警備派出所
阿蘇山は世界最大級のカルデラで、外輪山の内側は阿蘇くじゅう国立公園に指定されている。2014年(平成26年)9月、世界ジオパークに認定された。国内7例目。
外輪山は、30万年以上前の火山群の活動によってできたと考えられている。
外輪山は、30万年以上前の火山群の活動によってできたと考えられている。

阿蘇山上広場
30万年前から9万年前までに大規模な噴火が4回あり、大量の火砕流や火山灰を放出し、巨大なカルデラを形成した。とくに9万年前に起きた4回目の噴火は大きく、火砕流は九州中央部を覆覆い、一部は海を越え山口県にまで達した。火山灰は北海道を含む日本全土だけでなく、朝鮮半島でも確認されている。

この活動が終ると大陥没がおこって、今の外輪山の原形が生まれた、この窪地に火口湖ができ、立野付近で断層や侵食がくり返され、湖水が流れ出した。3万年から5万年前に東西方向に並んで阿蘇五岳の山々が噴出したといわれている。

南阿蘇パノラマライン展望所
外輪山は南北約25km、東西約18km、周囲約128㎞もあり、火口原には約5万人が生活している。田畑が開け、国道・鉄道がとおり、阿蘇市・高森町・南阿蘇村の3つの自治体がある。

グリーンロード南阿蘇展望所
近隣の情報
- 阿蘇草千里と阿蘇外輪山:ぱふぅ家のホームページ
- 阿蘇山は世界最大級のカルデラ:ぱふぅ家のホームページ
- 阿蘇草千里ヶ浜は見渡す限りの草原:ぱふぅ家のホームページ
- 南阿蘇水の生まれる里白水高原駅は日本一長い駅名:ぱふぅ家のホームページ
- 南阿蘇水の生まれる里白水高原駅でサクラ咲く:ぱふぅ家のホームページ
- 阿蘇駅は洋風造り:ぱふぅ家のホームページ
- 阿蘇駅はリニューアルで黒くなった:ぱふぅ家のホームページ
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- 立野駅でスイッチバック:ぱふぅ家のホームページ
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(この項おわり)