箱根関所は「入り鉄砲に出女」を取り締まった

2019年3月18日 撮影
京口御門 - 箱根関所
京口御門
箱根関所(神奈川県足柄下郡箱根町箱根1番地)は、1619年(元和5年)から1869年まで、東海道の関所として芦ノ湖畔にあった。2004年(平成16年)に復元され、一般公開された。
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箱根関所
箱根関所は東西の交通の要衝にあり、江戸防衛の拠点として、とくに「入り鉄砲に出女」を取り締まった。
すでに奈良・平安時代には関所はあったと考えられており、939年(天慶2年)、平将門が反乱を企てた際、将門は箱根に兵を派遣して、関所を封鎖しようとした。
箱根関所
箱根関所
関所裏の屏風山には遠見番所があり、ここから関所の全容を眺めることができる。
京口御門を抜けて上方口から江戸口までの間は約18メートルで、左右に役人が詰めている面番所、牢屋などから成る向番所、厩、辻番、高札場などが設置され、柵で囲まれていた。
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復活の井戸 - 箱根関所
復活の井戸
2001年(平成13年)の遺構調査で井戸の木枠が発見された。これを復元したところ、2007年(平成19年)に井戸が復活し、水が涸れることも一定の水位を保っていることから、復活の井戸と呼ばれる。
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賽の河原 - 箱根関所
賽の河原
賽の河原は、箱根神社の一の鳥居のそばにあり、江戸時代に芦ノ湖畔に点在していた石塔石仏をこの場所に集めたもの。
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箱根関所
賽の河原
明治時代の廃仏毀釈のなか、多くの石仏が失われたが、現存する石塔石仏の中には鎌倉後期と推定されるものもあり、町指定史跡となっている。
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交通アクセス

【バス】
  • 小田原駅より「箱根町港行」バス約55分、「箱根関所跡」下車徒歩2分
  • 箱根湯本駅より「箱根町港行」バス、約40分、「箱根関所跡」下車徒歩2分
【自動車】
  • 小田原厚木道路「小田原西IC」より箱根新道を経由し約40分(駐車場なし)
芦ノ湖 関連

参考サイト

近隣の情報

(この項おわり)
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