門司港駅にある幸福の泉と旅立ちの鐘

2016年3月21日 撮影
門司港駅
門司港駅(福岡県北九州市門司区西海岸1-5-31)はJR九州の駅である。
1891年(明治24年)4月1日、九州鉄道の駅として開設され、1914年(大正3年)1月に東へ200メートル移転し、木造2階建ルネッサンス風建築の駅舎が完成した。この駅舎は重要文化財で、2018年(平成30年)にかけて大規模保存修理工事中だ。
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門司港駅
鹿児島本線の起点駅で、0哩標 (ゼロマイルひょう) がある。また、1919年(大正8年)に製造され1953年(昭和28年)に解体されたSL28627号の主動輪が展示されている。
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門司港駅
1914年(大正3年)の駅舎完成の際、出発合図の鐘として製作され、昭和に入ると安全の鐘として旅行客を見守ってきた鐘がある。現在は、旅立つお客様の夢や希望が流れ込む「幸福の泉」の脇でその実現を願い、「旅立ちの鐘」は門司港駅から旅立っていくお客様をやさしく見守っているとされている。

2017年(平成29年)3月、門司港駅が創建時の姿によみがえることが決まった。駅舎は何度かの改築を経て、2012年(平成24年)から修復工事中で、当初は修理だけの予定だったが「せっかくなら元に戻そう」と転換。予算は15億円から22億円に増えた。2019年(平成31年)秋の完成予定。駅舎正面の時計は完成から4年後に設置されたものだが、歴史的価値があるとして残す。
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