那珂湊駅の駅舎は百年選手、駅猫が住み着く

2018年5月3日・2024年4月13日 撮影
那珂湊駅
2024年4月13日 撮影
那珂湊駅 (なかみなとえき) (茨城県ひたちなか市釈迦町)は、ひたちなか海浜鉄道湊線の駅で、1913年(大正2年)12月25日に開業した。
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那珂湊駅
2018年5月3日 撮影
当時の駅舎を修理しながら使い続けており、1998年(平成10年)、歴史と伝統のある駅で開業当時の面影を残した駅として、関東の駅百選に選ばれた。
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那珂湊駅
2024年4月13日 撮影
単式・島式2面3線のプラットホームを持つ有人駅で、ひたちなか海浜鉄道の車両基地である機関区があり、夜間滞泊も設定されている。
1日あたりの乗降客数は18万2千人(2006年)で、湊線の駅の中では最も利用客が多い。
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那珂湊駅
2024年4月13日 撮影
駅では、荷物の一時預かりやレンタサイクルを行っている。
阿字ヶ浦駅にある ひたちなか開運鐡道神社の支社のような形で、ホームに鳥居が設置された。
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那珂湊駅
2024年4月13日 撮影
テレビドラマ『俺たちの旅』や映画『フラガール』のロケ地となった。
徒歩10分の位置に、年間100万人が訪れる那珂湊おさかな市場があり、新鮮でおいしい魚介類を味わうことができる。
また、徒歩15分の位置にある海門橋を渡ると大洗町へ入る。
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那珂湊駅
2024年4月13日 撮影
那珂湊駅にはミニさむと名付けられた雌猫が居ついている。2009年(平成21年)に居ついた黒毛の雄猫 おさむは、「黒ネコのタンゴ」で知られる歌手の皆川おさむさんにちなんで名付けられた。続いてミニさむが居ついた、おさむは2019年(令和元年)6月に他界するが、ミニさむは今も元気に、ひたちなか海浜鉄道の再生を見守る。
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那珂湊駅
2018年5月3日 撮影
ひたちなか海浜鉄道は、ひたちなか市と茨城交通が出資する第三セクター方式の日本の鉄道事業者で、2008年(平成20年)4月、茨城交通から新設分割により発足した。茨城交通から湊線を引き継いで運行している。

2011年(平成23年)3月11日の東日本大震災で被災し全線運行休止したが、19日から代行バスを運行し、7月23日には全線運行再開した。
2013年(平成25年)12月、銚子電気鉄道と姉妹鉄道提携を締結した。
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那珂湊駅
2024年4月13日 撮影
ひたちなか海浜鉄道の鉄道むすめ、殿山ゆいかは、ひたちなか市の干し芋農家出身という設定で、干し芋が大好きで、干し芋を使ったスイーツ作りも趣味のひとつ。大の猫好きで「駅猫おさむ」グッズを手放さない。

ひたちなか海浜鉄道は一時経営危機に陥ったが、おさむミニさむの人気を受けて盛り返し、2018年(平成30年)5月に発足後初の最終黒字を計上した。2021年(令和3年)1月には、阿字ヶ浦駅からひたち海浜公園西口付近への3.1kmの延伸事業申請の認可を受けた。
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那珂湊駅
2024年4月13日 撮影
各駅にある駅名標がユニークだ。
ひたちなか海浜鉄道は、地域住民と会話を重ね、沿線の史跡や特産物を取り入れた駅名標を創り出した。人の興味を喚起する独特なロゴタイプが施された全10駅の駅名標は、設置後、鉄道利用者数の増加をはじめ、沿線の活性化、そして地域アイデンティティの創出をもたらし、市民と共にローカル鉄道の再生に貢献し続けている。
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那珂湊駅
2024年4月13日 撮影
2015年(平成27年)のグッドデザイン賞を受賞した。
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交通アクセス

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目的地:那珂湊駅
ひたちなか海浜鉄道 関連

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近隣の情報

(この項おわり)
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