
榛名湖と榛名富士
榛名湖(群馬県高崎市榛名湖町)は、榛名山のカルデラ内に生じた火口原湖だ。周囲4.8km、面積1.2km2。湖の深さは最も深いところで15メートル。「伊香保の沼」として、『万葉集』に登場する。
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榛名湖と榛名富士
約50万年前頃から活動を始めたのが古期榛名火山で、約24万年前頃まで続いた。その後20万年ほど活動を休止し、約5万年前から新期榛名火山が活動を始める。

榛名湖と榛名富士

榛名湖と榛名富士
遊覧船「白鳥丸」が運航している。手漕ぎボートと、スワン型ペダルボートを借りることができる。なぜか虎縞のスワンボートが‥‥。

榛名湖と榛名富士
大昔、巨人ダイダラボッチが土を盛って榛名富士を作り、掘った跡が榛名富士(榛名山)になったという。このとき、3人のダイダラボッチが競って富士山、浅間山、榛名山を作ったのだが、途中で日が昇ってきたため、榛名山は富士山ほど高くならなかったという。

榛名高原駅

榛名山ロープウェイ
日本で初めて、15人乗り2両連結式ゴンドラを採用した。1958年(昭和33年)に運行開始した。

榛名富士山頂駅
2分50秒で榛名富士山頂駅に到着する。
下の写真のように、榛名富士山頂駅からは、榛名湖を含む雄大なパノラマを楽しむことができる。
下の写真のように、榛名富士山頂駅からは、榛名湖を含む雄大なパノラマを楽しむことができる。

榛名富士山神社

榛名富士山神社

榛名富士山神社
その神社も、1958年(昭和33年)の榛名山ロープウェイ開通時には残骸もないほど朽ちてしまい、1964年(昭和39年)、現在のコンクリート製の社殿が建立された。

榛名富士山神社
榛名湖の北東にある沼尾川は、吾妻川に合流し、さらに利根川に合流する。これとは別に、人工的に開削された水路とトンネルを通じて烏川の支流榛名川や長野堰へ導水する設備がある。

榛名富士山神社から榛名湖を見下ろす
榛名山は四重式火山で、山体の底部は長径28km、短径22kmの楕円形をしている。
交通アクセス
【鉄道+バス】
- JR高崎駅から群馬バス・榛名湖行きに乗車し約90分、榛名湖下車、徒歩5分。
- 関越自動車道「高崎IC」から70分
近隣の情報
- 榛名湖と榛名富士山神社:ぱふぅ家のホームページ
- 榛名神社は奇岩・御姿岩を御神体とする:ぱふぅ家のホームページ
- 伊香保温泉・伊香保神社は万葉集に登場:ぱふぅ家のホームページ
- 安中榛名駅は新幹線の秘境駅:ぱふぅ家のホームページ
- 安中精錬所の夜景:ぱふぅ家のホームページ
- 峠の釜めしは今も人気:ぱふぅ家のホームページ
- SL碓氷はD51が戦前の客車を牽引:ぱふぅ家のホームページ
- 碓氷峠鉄道文化むらでトロッコ列車に乗る:ぱふぅ家のホームページ
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(この項おわり)