
樫野埼灯台(和歌山県東牟婁郡串本町樫野1006番地1)は、串本町沖にある紀伊大島の東端断崖の樫野埼に建つ灯台である。1870年7月8日(明治3年6月10日)に初点灯した日本最初の石造灯台であり、日本最初の回転式閃光灯台でもある。
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現在は海上保安庁第五管区海上保安本部の所管で、自動点灯の無人灯台で内部は非公開だが、ラセン階段を登り、太地町の梶取崎まで見通すことができる。園地内には、かつて常駐していたイギリス人技師が故郷を思い植えたと言われる水仙が今も群生しており、冬には可憐な花が咲き乱れ、あたりは甘い香りに包まれる。
交通アクセス
【バス】
- JR紀勢本線串本駅より、串本町コミュニティバス「大島線樫野灯台口行バス」に乗り45分、樫野灯台口にて下車、徒歩約5分
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(この項おわり)