見附島は空海が見つけた奇岩の島

2023年6月4日 撮影
見附島
見附島
見附島 (みつけじま) (石川県珠洲市宝立町鵜飼)は、石川県珠洲市の日本海に浮かぶ島で、高さ約28メートル。巨大な軍艦が迫ってくるように見えることから、軍艦島の別名がある。能登半島国定公園内に位置しており、石川県の天然記念物に指定されている。
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見附島と縁結びの鐘
見附島と縁結び
踏み石が並べられており、引き潮の際には島の近くまで歩いていくことができる。滑りやすいので注意を。

浜辺には縁結びの鐘があり、えんむすびーちと呼ばれている。日没から23時頃までライトアップが行われ、一帯はロマンチックな雰囲気となる。
空気の澄んだ晴れた日には、はるか遠くの北アルプスを望むことができる。
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見附島と縁結びの鐘
見附島と縁結び
見附島のすぐそばにはお食事処「見附茶屋」があり、お土産や物産品などを販売している。

1993年(平成5年)2月7日、2022年(令和4年)6月19日、2023年(令和5年)5月5日の地震で島の一部が崩落した。
かつて島から20メートル離れたところに小島があったが、侵食によって削られ、2019年(令和元年)10月の台風19号による強風と高波によって完全に消失した。
見附島も、いつかは無くなってしまうのだろうか。
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見附島と空海
見附島と空海
見附島という名前は、弘法大師空海が佐渡島から当地方に渡った際、最初に見付けた島であることに由来する。
また、当地に降臨した加志波良比古神 (かしはらひこのかみ) が最初に見つけた島とも伝わる。
見附島と空海の大きな写真大きな写真
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交通アクセス

【バス】
  • 金沢駅西口・穴水駅前・のと里山空港より北鉄奥能登バス珠洲特急・珠洲宇出津特急で「珠洲鵜飼」(珠洲特急)・「南鵜飼」(珠洲宇出津特急)バス停下車。
【自動車】
  • のと里山空港より約40分
見附島 関連

参考サイト

近隣の情報

(この項おわり)
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