西暦1990年 - ハッブル宇宙望遠鏡打ち上げ

天文学の発展に貢献
ハッブル宇宙望遠鏡
1990年4月24日、NASAのスペースシャトル「ディスカバリー」によってハッブル宇宙望遠鏡(HST:Hubble Space Telescope)が打ち上げられた。
全長、13.4メートル、質量11.6トンの円筒型の衛星に、直径2.4メートルの反射鏡や各種観測機器が搭載されており、地上では実現できなかった高精度の天体観測を行っている。
M16
M16
地球の大気の影響を受けずに観測できるハッブル宇宙望遠鏡は、近紫外線、可視光線、近赤外線で宇宙からの光をとらえることができる。ハッブル宇宙望遠鏡による数々の発見で、天文や天体物理の分野には革命的ともいえる大きな変化がもたらされてきた。
M83
M83
地球の大気の影響を受けずに観測できるハッブル宇宙望遠鏡は、近紫外線、可視光太陽系外の惑星の発見や、ダークマターの存在を明らかにし、2018年4月現在、観測は150万回以上、とらえた天体は4万3500個以上、データ量にして153テラバイト以上、観測データを利用した研究成果は1万5500件以上。
ハッブル・ウルトラ・ディープ・フィールド
ハッブル・ウルトラ・ディープ・フィールド
高度約600kmの地球周回軌道に乗って間もなく、主鏡の設計不具合が発覚したが、1993年12月に打ち上げたスペースシャトルの宇宙飛行士による大規模修理により、分解能0.1秒という、この反射鏡での理論限界性能を発揮できるようになった。
すでに地球を16万3500回以上周回しており、総飛行距離は約64億kmと、冥王星までの距離を超える。

この時代の世界

1875 1900 1925 1950 1975 2000 2025 2050 1990 ハッブル宇宙望遠鏡打ち上げ 1977 ボイジャー1号打ち上げ 1981 スペースシャトル初飛行 1934 1996 カール・セーガン 1917 2008 アーサー・C・クラーク 1920 1992 アイザック・アシモフ 1907 1988 ロバート・A・ハインライン 2007 iPhone発売 1998 iMac発売 1977 Apple II 発売 1955 2011 スティーブ・ジョブズ 1943 2005 ジェフ・ラスキン 1973 ポール・アレン 1984 マーク・ザッカーバーグ 1903 1995 アタナソフ 1974 「アルテア8800」発売 1941 2010 エド・ロバーツ 2001 9.11全米同時多発テロ 1957 2011 オサマ・ビン・ラディン 1979 スリーマイル島原子力発電所事故 1990 1991 湾岸戦争 1937 2006 サダム・フセイン 2003 イラク戦争 1979 1989 イラン革命 1979 1989 ソ連のアフガニスタン侵攻 1926 1997 星新一 1995 阪神・淡路大震災 1995 地下鉄サリン事件 1985 日本航空123便墜落事故 1937 2006 橋本龍太郎 1937 2000 小渕恵三 1982 PC-9801発売 1942 2007 戸坂馨 1989 ベルリンの壁崩壊 1912 2007 カール・フリードリヒ・フォン・ヴァイツゼッカー 1986 チェルノブイリ原子力発電所事故 1931 2007 エリツィン 1989 天安門事件 1904 1997 鄧小平 1921 2008 華国鋒 1915 1989 胡耀邦 1919 2005 趙紫陽 Tooltip
(この項おわり)
header