

M16
地球の大気の影響を受けずに観測できるハッブル宇宙望遠鏡は、近紫外線、可視光線、近赤外線で宇宙からの光をとらえることができる。ハッブル宇宙望遠鏡による数々の発見で、天文や天体物理の分野には革命的ともいえる大きな変化がもたらされてきた。

M83
地球の大気の影響を受けずに観測できるハッブル宇宙望遠鏡は、近紫外線、可視光太陽系外の惑星の発見や、ダークマターの存在を明らかにし、2018年4月現在、観測は150万回以上、とらえた天体は4万3500個以上、データ量にして153テラバイト以上、観測データを利用した研究成果は1万5500件以上。

ハッブル・ウルトラ・ディープ・フィールド
高度約600kmの地球周回軌道に乗って間もなく、主鏡の設計不具合が発覚したが、1993年12月に打ち上げたスペースシャトルの宇宙飛行士による大規模修理により、分解能0.1秒という、この反射鏡での理論限界性能を発揮できるようになった。
すでに地球を16万3500回以上周回しており、総飛行距離は約64億kmと、冥王星までの距離を超える。
すでに地球を16万3500回以上周回しており、総飛行距離は約64億kmと、冥王星までの距離を超える。
この時代の世界
(この項おわり)
全長、13.4メートル、質量11.6トンの円筒型の衛星に、直径2.4メートルの反射鏡や各種観測機器が搭載されており、地上では実現できなかった高精度の天体観測を行っている。