瀬戸大橋アンパンマントロッコに乗り、琴平駅から児島駅へ向かう。

32形気動車を改造し、キクハ32-502がトロッコ列車として連結する2両編成で、2006年(平成18年)に運行を開始した。2015年(平成27年)のリニューアルからは、控え車両としてキロ185-26が加わった。

32形気動車を改造し、キクハ32-502がトロッコ列車として連結する2両編成で、2006年(平成18年)に運行を開始した。2015年(平成27年)のリニューアルからは、控え車両としてキロ185-26が加わった。
数あるJR四国のアンパンマン列車の中で、唯一、特急運行ではなく、全車指定席(グリーン車)となっている。32形の座席とトロッコ列車キクハ32-502の座席が連動しており、岡山駅~児島駅以外の区間では自由に行き来できる。
座席は4人掛けボックスシートとなっており、ネットで予約できる。家族連れにおすすめだが、逆に、3人以上でないと予約が難しい。
宣伝部でグラフィックデザイナーとして活躍する一方、漫画を描き始める。その後、舞台美術制作や放送作家に活躍の場を移し、1961年(昭和36年)に「手のひらを太陽に」を作詞。サンリオで絵本の執筆を始め、1969年(昭和44年)に初めてアンパンマンが登場するが、今のアンパンマンとは似ても似つかぬ大人向けの作品だった。
トロッコ列車 キクハ32-502の側面。

1988年(昭和63年)に日本テレビでアニメ「それいけ!アンパンマン」が始まる――これがヒットし、30年以上つづくご長寿番組となる。

1988年(昭和63年)に日本テレビでアニメ「それいけ!アンパンマン」が始まる――これがヒットし、30年以上つづくご長寿番組となる。
開放部の中央まではアクリル板で囲まれており、子どもが乗り出さないようになっている。アクリル板の反射が邪魔だが、大人の身長があれば開放部から外の景色を撮影できる。

2022年8月12日 写真:こぱふぅ
32形の座席――前述のように4人掛けボックスシートになっており、中央部にテーブルが固定されている。車販はあるのだが、弁当やジュースが中心ということで、アイスコーヒーを持ち込んだ。

2022年8月12日 写真:こぱふぅ
32形とトロッコ列車キクハ32-502の連結部分。琴平駅から岡山駅までの所要時間は1時間40分――32形の方は冷房が効いており涼しい。子どもが熱中症にならないよう、水分補給しながら行き来するといいだろう。

2022年8月12日 写真:こぱふぅ

2022年8月12日 写真:こぱふぅ
こちらはトロッコ列車 キクハ32-502の座席。32形と対の4人掛けボックス席になっている。テーブルはなく、代わりに小さなお子さんの目線の高さに合わせた小窓が設けられており、流れてゆく外の風景を楽しめる。

2022年8月12日 写真:こぱふぅ

2022年8月12日 写真:こぱふぅ
琴平駅から30分ほどで、いよいよ瀬戸大橋に入る――今朝、サンライズエクスプレスで通ったので、この日、二度目の瀬戸大橋である。じつは、このあと、児島駅から松山駅まで移動するため、計3回、瀬戸大橋を渡ることになる。

2022年8月12日 写真:こぱふぅ
冒頭のビデオにあるように、トロッコ列車 キクハ32-502には床窓があり、列車下方に過ぎてゆく海面を見ることができる。高いところが苦手な人ご注意を😱

2022年8月12日 記念乗車証
参考サイト
- 瀬戸大橋アンパンマントロッコ:JR四国
- アンパンマントロッコ:JR四国
- それいけ!アンパンマン
- やなせたかし記念館
- 後免駅でゴメンナサイ:ぱふぅ家のホームページ
- 後免町駅と「ごめんまちこさん」:ぱふぅ家のホームページ
- はりまや橋(播磨屋橋)と「南国土佐を後にして」:ぱふぅ家のホームページ
- 土佐電氣鐵道 600形:ぱふぅ家のホームページ
- 2000系 アンパンマン列車:ぱふぅ家のホームページ
- 8000系 アンパンマン列車:ぱふぅ家のホームページ
- 土佐くろしお鉄道 8000形:ぱふぅ家のホームページ
- 土佐くろしお鉄道 9640形:ぱふぅ家のホームページ
- それいけ!アンパンマンプール:ぱふぅ家のホームページ
(この項おわり)