西暦525年頃 - ナスカの地上絵が作成される

1939年に発見
ナスカの地上絵
ペルーのナスカ川とインヘニオ川に囲まれた高原の地表面には、多くの幾何学図形や動植物の絵が描かれている。
1939年(昭和14年)6月、考古学者のポール・コソック博士により発見され、その後ドイツの数学者マリア・ライヒェが終生この地に住み着き、地上絵の解明作業と、保護が行われるようになった。
1953年(昭和28年)、土中に打ち込まれた木の棒をC14法で年代測定を行ったところ、西暦525年±80年程度と判明した。
1994年(平成6年)、ナスカの地上絵として世界文化遺産に登録された。

マリア・ライヒェは、地上絵の線が、夏至と冬至に太陽が日没する方向に一致するものがあることを明らかにした。しかし、数百本という線から構成される地上絵で天体の運行と一致するものは少ない。
ナスカの地上絵については、社会事業であるという説、雨乞いの儀式に利用されたという説など、さまざまな仮説が立てられている。

この時代の世界

425 475 525 575 625 675 525 ナスカの地上絵 451 カタラウヌムの戦い 434 493 オドアケル 486 フランク王国の建国 466 511 クロヴィス1世 476 西ローマ帝国が滅亡 460 536 ロムルス・アウグストゥルス 500 548 テオドラ 482 565 ユスティニアヌス1世 531 ホスロー1世が即位 530 579 ホスロー1世 507 継体天皇が即位 450 531 継体天皇 538 仏教伝来 509 571 欽明天皇 540 570 蘇我稲目 538 585 敏達天皇 540 587 物部守屋 547 587 用明天皇 550 592 崇峻天皇 551 626 蘇我馬子 554 628 推古天皇 592 崇峻天皇、暗殺 603 冠位十二階 604 十七条憲法 574 622 聖徳太子 607 第2回遣隋使 541 604 陽堅→文帝 589 隋による中国統一 569 618 煬帝 618 唐の建国 535 クラカタウ火山が大噴火 Tooltip
(この項おわり)
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