函館山は香港、ナポリと並ぶ世界三大夜景

2012年3月28日 撮影
函館山から見る夜景
函館山(北海道函館市函館山)は、香港、ナポリと並んで世界三大夜景に挙げられている。
くびれた海岸線沿いに輝く街灯りと漆黒の海の部分のコントラスト、さらにイカ釣り漁船が漁の際に灯す集魚灯が織り成す夜景が美しい。
函館山から見る夜景の大きな写真大きな写真
(1920×1080 ピクセル, 637 Kbyte)
函館山は、今から約2500万年前に始まった火山活動で海中から隆起して生まれた孤島である。約100万年前までに、12の山々から成るほぼ現在の形となり、約3000年(令和982年)前に海水により堆積した砂州ができたことで、亀田半島と陸続きとなった。
尖っていた山頂は、明治時代の要塞構築や第二次世界大戦後の電波塔建設の際に削り取られた。

終戦後、要塞地帯だった函館山が約50年ぶりに一般開放されるようになり、1953年(昭和28年)に山頂に展望台が開設された。
1958年(昭和33年)には、山麓と山頂を結ぶ函館山ロープウェイが開業した。
【写真:こぱふぅ
函館山 関連

交通アクセス

展望台は、函館山ロープウェイ山頂駅を下車してすぐ。営業時間は10時~22時(10月16日~4月24日は21時まで)。
乗用車の場合、4月下旬~10月中旬に登山道を通行でき、17~22時は交通規制される。

展望台は4層構造で、1階にロープウェイの山頂駅・待合ロビー、2階にレストランやイベントホール、3階にティーラウンジなどがあり、最上階が屋上展望台となっている。

近隣の情報

(この項おわり)
header