長谷寺で「お寺のカレー」を食す

2016年5月3日 撮影
長谷寺
長谷寺 (はせでら) (神奈川県鎌倉市長谷3-11-2)の本尊は十一面観音で、長谷観音とも呼ばれる。坂東三十三箇所観音霊場の第四番札所である。

観音山の裾野に広がる下境内には、妙智池と放生池の 2 つの池がある。
長谷寺の大きな写真大きな写真
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地蔵堂 - 長谷寺
池の周囲を散策できる回遊式庭園となっている。

観音堂などがある上境内の途中には地蔵堂があり、千体地蔵で埋め尽くされている。
地蔵堂 - 長谷寺の大きな写真大きな写真
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良縁地蔵 - 長谷寺
地蔵堂の手前に、優しい表情で参拝者を出迎えてくれる良縁地蔵がある。苔に囲まれて、大昔からそこにあったように感じさせる。境内の合計3 カ所に良縁地蔵がある。
良縁地蔵 - 長谷寺の大きな写真大きな写真
(1920×1427 ピクセル, 1522 Kbyte)
良縁地蔵 - 長谷寺
この地蔵は、宮城県の石神彫刻工房が制作したものだ。国産白御影石を、心を込めてひとつひとつ手彫りで作っており、工房では石んこ地蔵と呼んでいる。
こちらは下境内にある大きな和み地蔵
長谷寺
長谷寺は、鎌倉の西方極楽浄土と謳われ、1 年を通じ「花の寺」として親しまれている。
散策路の周辺には 40種類以上約 2500 株のアジサイが群生しており、梅雨には「アジサイの (こみち) 」となる。

寺伝によれば、736 年(天平 8 年)、大和の長谷寺(奈良県桜井市)の開基でもある徳道を藤原房前が招請し、十一面観音像を本尊として開山したという。1607 年(慶長12 年)の徳川家康による伽藍修復を期に浄土宗に改宗した。
観音堂 - 長谷寺
観音堂には、御本尊の十一面観音菩薩が安置されている。高さ 9.18mを誇る日本最大級の木彫仏だ。撮影禁止。
また、観音さまの教えをわかりやすく伝えることを目的として、観音ミュージアムが併設されている。
御本尊は、1392 年(元中 9 年)、足利義満によって奉納されたと伝えられている。現在確認できる銘文中で最も古いものが 1485 年(文明 17 年)であることから、室町時代には御本尊が備わっていたと考えられている。
江戸中期、1677 年(延宝 5 年)には、将軍家綱をはじめとする寄進により大修復が行われ、今日に至っている。
この歴史ある光背の霊木を納め、お札としたのが十一面観音守で、所願成就、身代わり、安産などの御利益があると言われている。
長谷寺
悟りを求めて修行する者を菩薩と呼ぶ。観世音菩薩 (かんぜおんぼさつ) 観自在菩薩 (かんじざいぼさつ) とも呼ばれ、救いを求める声を自在に聞くという意味をもち、あらゆる願いに応えるため、さまざまな姿となってあらわれる。
この他、地蔵菩薩や弥勒菩薩がいる。

観音ミュージアムには、重要文化財の指定を受けている全 6面の懸仏や梵鐘、神奈川県
指定文化財の長谷寺縁起絵巻などが展示されている。
仏足石 - 長谷寺
観音堂の前には仏足石 (ぶっそくせき) がある。
偶像を忌んでいた時代、その代わりに仏の足の裏を模した仏足石を崇拝していた。相当な扁平足である。
寺紋 - 長谷寺
長谷寺の寺紋は「逆さ卍」――どうしても卍に見えず、マンホールにある武蔵野市のマークに見えてしまうのだが(;^^)‥‥ 武蔵野市のマンホール
マニ車 - 長谷寺
経蔵の壁には、チベット仏教で用いられている円筒形のマニ車が 18 基設置されており、回転させた数だけ経を唱えるのと同じ功徳があるとされている。

中央には回転式書架「輪蔵 (りんぞう) 」があり、中には一切経(大蔵経)が収められている。書架を一回転させることで一切経をすべて読誦した功徳が得られるという。
海光庵 - 長谷寺
お食事処「海光庵 (かいこうあん) 」からは、由比ヶ浜を一望できる。
お寺のカレー - 長谷寺
メニューに並ぶ「お寺のカレー」「お寺のパスタ」は、肉や魚を一切使わない精進料理である。
海光庵 - 長谷寺
店内は、木目を基調とした優しさを演出している。
観音さまを拝観し、清々しい気持ちのまま、安らぎの時間をゆったりと過ごしていこう。

交通アクセス

【鉄道】
  • 江ノ電「長谷駅」下車、徒歩 5 分
【バス】
  • バス「長谷観音」下車、徒歩 5 分
行き方ナビ
出発地の最寄駅:

目的地:長谷寺

近隣の情報

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参考サイト

この付近でネットができる宿

(この項おわり)
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