龍口寺は日蓮宗本山

2022年2月23日 撮影
本堂 - 龍口寺
本堂
龍口寺 (りゅうこうじ) (神奈川県藤沢市片瀬3丁目13-37)は、日蓮宗の本山。山号は寂光山 (じゃくこうさん) 
本堂は1832年(天保2年)に竣工した木造欅造り。日蓮が足元に敷いていた敷皮が安置されていることとから、敷皮堂と呼ばれる。市指定有形文化財。
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延寿の鐘 - 龍口寺
延寿の鐘
鐘楼は、1969年(昭和44年)に、龍ノ口法難 750年(天平勝宝2年)を記念し。中山法華経寺から移築されたもの。700貫(約2.6トン)の梵鐘は新たに鋳造され、延寿の鐘として、毎日妙音を響かせている。2021年(令和3年)に国の登録有形文化財に指定された。
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仁王門 - 龍口寺
仁王門
仁王門は1973年(昭和48年)に竣工した。鉄筋コンクリート造り瓦葺。仁王像は、彫刻家の村岡久作の手になる。
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五重塔 - 龍口寺
五重塔
五重塔は1910年(明治43年)に、竹中工務店により竣工した。高さ約25メートル。木像欅作りの五重塔は神奈川県で唯一のもの。彫刻は一元流(藤沢彫川)の一元安信。全国的にも数少ない明治期の五重塔である。市指定重要文化財、神奈川建築物百選。

法華経を唱えることによる国家安泰を説く立正安国論に不安を覚えた鎌倉幕府は、日蓮を捕らえ、1271年(文永8年)に龍口刑場で処刑しようとした。この時、江の島の方から大きな玉のような〈ひかりもの〉が飛来し、斬首役人は恐れおののき、日蓮の処刑は中止。佐渡へ流罪となった。この事件を日蓮宗では龍ノ口法難と呼ぶ。
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仏舎利塔 - 龍口寺
仏舎利塔
1337年(延元2年)頃、日蓮の弟子、日法がこの地を龍ノ口法難霊蹟として敷皮堂という堂を建立し、日蓮像と首敷皮を置いたのが龍口寺の始まりと伝えられている。

仏舎利塔は1970年(昭和45年)に建立された。内部に釈尊の御真骨 (ごしんこつ) を安置する。
ここからの見晴らしが良く、目の前に江の島、遠くに相模湾を望むことができる。
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龍口寺前交差点
龍口寺前交差点
龍口寺前交差点は、江ノ電と国道467号などが平面交差しており、江ノ電の撮影ポイントの1つとなっている。交差スペースが広く、国道、市道などが合流する変則五差路となっており、交通事故の危険性が高いことから、写真の列車表示器などが設置された。
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交通アクセス

【鉄道】
  • 湘南モノレール江の島線「湘南江の島駅」より徒歩3分
  • 江ノ島電鉄線「江ノ島駅」より徒歩3分
  • 小田急江ノ島線「片瀬江ノ島駅」より徒歩15分
行き方ナビ
出発地の最寄駅:

目的地:龍口寺
江ノ島 関連

参考サイト

近隣の情報

(この項おわり)
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