チバニアンは一番新しい地磁気逆転の記録

2020年3月6日 撮影
チバニアン
チバニアン
チバニアン(Chibanian=千葉時代)は、千葉県市原市田淵にある約77万年前の地層「千葉セクション」が、一番新しい地磁気逆転の記録が世界で最もよく残っていることから、2020年(令和2年)1月、国際地質科学連合(IUGS)により認定・命名されたものだ。
いままで名前がなかった約77万4千年前から12万9千年前までの時代がチバニアンと呼ばれることになった。

これに先立ち、2018年(平成30年)10月、国の天然記念物に指定された。
チバニアンの大きな写真大きな写真
(1707×2560ピクセル, 2581 Kbyte)
ビジターセンタ - チバニアン
ビジターセンタ
チバニアンの魅力を正しく理解できるよう、2019年(令和元年)12月に仮設のビジターセンタ(千葉県市原市田淵1157番)がオープンした。地磁気逆転の仕組みと地層の関係、周辺で見られる化石など一帯の魅力をわかりやすく解説した展示と映像の放映を行っている。
チバニアン
ビジターセンターから養老川に向かう湿地帯には仮歩道が敷かれていた。
チバニアンの大きな写真大きな写真
(1920×1280ピクセル, 2112 Kbyte)
チバニアン
地磁気逆転地層の看板が見たら、もうすぐチバニアンである。
チバニアン
チバニアン
養老川沿いにチバニアンがある。足下が滑るので注意しよう。
現在の地磁気は、北極付近がS極、南極付近がN極になっているが、地球の長い歴史をみると、これが何度も逆転している。その最も新しいもの――つまり、現在の状態になった時の地層がチバニアンである。
チバニアンの大きな写真大きな写真
(2560×1707ピクセル, 3979 Kbyte)
チバニアン
チバニアン
地磁気逆転がなぜ起きるのかは分かっていない。過去360万年の間に11回逆転しているが、その周期も一定していない。
チバニアンと同じ地層が、イタリアのモンテルバーノ・イオニコとビィラ・デ・マルシェでも発見されている。
チバニアンの大きな写真大きな写真
(2560×1707ピクセル, 4205 Kbyte)
上総大久保駅
上総大久保駅
帰りは、上総大久保駅から小湊鐵道に乗る。
上総大久保駅の大きな写真大きな写真
(1920×1280ピクセル, 1732 Kbyte)
上総大久保駅
上総大久保駅
待合室に描かれたイラストから「トトロの駅」と呼ばれるそうだが、何かビミョーに違う‥‥

ゴールデンスパイク設置

2022年(令和4年)5月21日、国際地質科学連合(IUGS)が国際的な標準のポイント(GSSP)と認めた証「ゴールデンスパイク」が設置され、記念式典が催された。2020年(令和2年)1月の認定後に設置する予定だったが、コロナ禍で延期されていた。
式典に参列したIUGSのスタンレー・フィニー事務局長は、厚みがある頑丈な展示用ゴールデンスパイクを製作した日本のやり方に、「世界のゴールデンスパイクの中には心ない人に荒らされることもある中、日本のやり方はとてもすばらしい」と感心していた。

交通アクセス

【鉄道】
  • 月崎駅から徒歩約30分
  • 上総大久保駅から徒歩約40分
行き方ナビ
出発地の最寄駅:

目的地:
チバニアン 関連

参考サイト

参考書籍

近隣の情報

(この項おわり)
header