ポッポの丘で懐かしい車両たちに出会う

2020年9月22日 撮影
ポッポの丘
ポッポの丘
ポッポの丘(千葉県いすみ市作田1298)は、有限会社ポッポの丘が運営する鉄道車両保存施設だ。子どもの頃によく見た車両が所狭しと並べられており、懐かしさが漂う。
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ポッポの丘
ポッポの丘
毎週火・水・木曜日が定休日だが、祝日の場合は営業する。
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国鉄ヨ5000形 - ポッポの丘
国鉄ヨ5000形
入場無料だが、2020年(令和2年)3月から駐車料金を徴収することになった。鉄道車両の保存・運営維持のために使われるという。
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国鉄ヨ5000形 - ポッポの丘
国鉄ヨ5000形
1948年(昭和23年)、川崎市で創業した村石養鶏場は、1968年(昭和43年)、房総の山中に移転した。千葉県御宿町にある鶏卵牧場にも、レトロぶーぶ館(自動車博物館)および消防自動車博物館を併設していた。
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国鉄ヨ5000形 - ポッポの丘
国鉄ヨ5000形
ポッポの丘は、肉用牛の牛舎を建てるために買った土地だが、2010年(平成22年)8月、いすみ鉄道の社長・鳥塚亮氏から、鉄道車両を200万円で買わないかと持ちかけられ、車を買う感覚で購入したという。
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国鉄ヨ5000形 - ポッポの丘
国鉄ヨ5000形
国鉄ヨ5000形は、1959年(昭和34年)から1968年にかけて製造・改造した車掌車である。汐留駅~梅田駅間で運転することになった高速貨物列車に対応するために作られた。子どもの頃、よく見かけたものである。
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国鉄ヨ5000形 - ポッポの丘
国鉄ヨ5000形
全盛期で1,100両以上が在籍し、北海道を除く全国で使用されたが、ヨ3500形から改番・編入した車両もあるため全数は不明。
1986年(昭和61年)、貨物列車の車掌乗務が廃止されたことを受けて、廃車が進んだ。
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手漕ぎトロッコ - ポッポの丘
手漕ぎトロッコ
「手トロ」こと、手漕ぎトロッコ。子どもも楽しめる。
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丸ノ内線400形 - ポッポの丘
丸ノ内線400形
丸ノ内線400形は、1956年(昭和31年)、300形の増備車として登場した車両である。
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丸ノ内線400形 - ポッポの丘
丸ノ内線400形
運転席の様子。だいぶ痛んでいる。

丸ノ内線の赤い塗装は、当時の営団地下鉄総裁が日本国外視察の際に入手したイギリスのタバコ「ベンソン&ヘッジス」をイメージしたものという。
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丸ノ内線400形 - ポッポの丘
丸ノ内線400形
車内には子どもが遊べる遊具がある。
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国鉄103系・クモニ83形・久留里線キハ38系 - ポッポの丘
国鉄103系・クモニ83形・久留里線キハ38系
国鉄103系・クモニ83形、および久留里線キハ38系が並んでいる。
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国鉄クハ103系 - ポッポの丘
国鉄クハ103系
国鉄103系は、1963年(昭和38年)から1984年にかけて3,447両製造された国鉄史上最大の生産数を誇る電車である。子どもの頃、首都圏各路線で色違いの103系が走っていた。2006年(平成18年)3月17日に引退した。
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国鉄クモニ83形 - ポッポの丘
国鉄クモニ83形
国鉄クモニ83形は、直流用荷物制御電動車である。クモハ73形・モハ72形を改造して登場した。
なお、クモニ83形にはこれ以外にもクモユニ81形改造の100番台車(こちらは新性能電車との併結不可)が存在する。
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久留里線キハ38系 - ポッポの丘
久留里線キハ38系
久留里線キハ38系は、キハ35形の廃車部品やバス用の部品を多用することで製造コストを抑制した気動車で、7両が製造された。八高線から久留里線へ転出した。
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長野電鉄モハ1000系 - ポッポの丘
長野電鉄モハ1000系
長野電鉄モハ1000系は、1948年(昭和23年)から1954年にかけて14両が製造された。性能や機構は戦前の電車を踏襲している。1993年(平成5年)に全車両が引退した。
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 - ポッポの丘
車内には展示物。
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銚子電気鉄道デハ700形 - ポッポの丘
銚子電気鉄道デハ700形
銚子電気鉄道デハ700形は、元々は1928年(昭和3年)、近江鉄道の木造両運転台の電動貨車デユワ102、102を起源とする古豪車両である。1978年(昭和53年)に銚子電鉄へ譲渡され、これにあわせて再両運転台化が行われた。
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銚子電気鉄道デハ700形 - ポッポの丘
銚子電気鉄道デハ700形
2010年(平成22年)に引退。2両とも2011年(平成23年)からポッポの丘で展示されている。
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いすみ鉄道200'形 - ポッポの丘
いすみ鉄道200'形
いすみ鉄道200'形は、ポッポの丘が開設されるきっかけとなった車両。1988年(昭和63年)、いすみ鉄道開業時に導入した気動車で、当初は100型であったが、座席の改良、床の張替えによりいすみ200'型となった。

15メートル級普通鋼製車体で、バス車体工法を取り入れており、側面の屋根が浅く、側板にはリベットが打ち込まれている。
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いすみ鉄道自販機 - ポッポの丘
いすみ鉄道自販機
「ガンバレいすみ鉄道」と書かれた自販機。
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万葉線デ7000形 - ポッポの丘
万葉線デ7000形
万葉線デ7000形は、都電8000 形をモデルに、1961年(昭和36年)から1967年にかけて11両が製造された。→万葉線高岡軌道線 デ7000形電車はオーソドックスな路面電車
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 - ポッポの丘
オート三輪。これも子どもの頃によく見かけた。
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千葉都市モノレール1000形 - ポッポの丘
千葉都市モノレール1000形
千葉都市モノレール1000形は、1988年(昭和63年)の開業時に導入した車両で、湘南モノレール400形をモデルとして三菱重工業で製造された懸垂式モノレール車両である。→千葉都市モノレール 1000系は懸垂式
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千葉都市モノレール1000形 - ポッポの丘
千葉都市モノレール1000形
内部は売店になっており、鶏卵が販売されている。
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大山ケーブルカー「たんざわ号」 - ポッポの丘
大山ケーブルカー「たんざわ号」
大山ケーブルカーは、神奈川県伊勢原市・秦野市・厚木市にまたがる大山 (おおやま) の麓から中腹を結ぶケーブルカーだ。2015年(平成27年)まで使われていた車両が保存されている。
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国鉄183系・111系 - ポッポの丘
国鉄183系・111系
「あずさ2号」でお馴染みの国鉄183系特急形電車、1962年(昭和37年)に登場した国鉄111系電車が並んでいる。
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国鉄DE10系 - ポッポの丘
国鉄DE10系
国鉄DE10系は、1966年(昭和41年)に登場した中型ディーゼル機関車だ。
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国鉄24系客車 - ポッポの丘
国鉄24系客車
ブルートレインでお馴染みの24系客車の内部。
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交通アクセス

【鉄道】
  • いすみ鉄道「国吉駅」よりタクシーで15分
  • いすみ鉄道「上総中川駅」から徒歩30分
行き方ナビ
出発地の最寄駅:

目的地:ポッポの丘

参考サイト

近隣の情報

(この項おわり)
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