
清里聖アンデレ教会(山梨県北杜市高根町清里3545)は、ポール・ラッシュを中心とした聖徒アンデレ同胞会(BSA)によって、1948年(昭和23年)に建設された。
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ポール・ラッシュの胸像
ポール・ラッシュはアメリカの牧師で、関東大震災後の日本のキリスト教青年会を立て直すため1925年(大正14年)に来日した。立教大学で教鞭をとるかたわら、アメリカンフットボールの普及に尽力したり、聖路加国際病院の建設資金募金活動を行った。
清里高原は高冷地のため米を作ることもできず、住民は飢えに苦しんでいた。ラッシュは、高冷地が潤えば日本全体が潤うと考え、酪農や高原野菜栽培を導入するなど開拓支援を行った。これが現在のキープ協会である。
1938年(昭和13年)、キリスト教研修のための清泉寮が完成する。
ラッシュは太平洋戦争開戦後も日本残留を希望したが、敵国人として認められなかった。だが、終戦後まもなく、GHQ将校として再度来日する。
清里高原は高冷地のため米を作ることもできず、住民は飢えに苦しんでいた。ラッシュは、高冷地が潤えば日本全体が潤うと考え、酪農や高原野菜栽培を導入するなど開拓支援を行った。これが現在のキープ協会である。
1938年(昭和13年)、キリスト教研修のための清泉寮が完成する。
ラッシュは太平洋戦争開戦後も日本残留を希望したが、敵国人として認められなかった。だが、終戦後まもなく、GHQ将校として再度来日する。

礼拝堂内部は石造りの聖堂に畳と障子という、日本人に親しみやすい造りになっている。

ラッシュは、1979年(昭和54年)12月、聖路加国際病院で82歳で逝去した。遺骨は現在、清里聖アンデレ教会納骨堂に安置されている。
交通アクセス
【鉄道】

- JR小海線「清里駅下車」、徒歩30分

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(この項おわり)