西郷洞窟(鹿児島県鹿児島市城山町)は、城山を少し下ったところにある。1877年(明治10年)の西南戦争の最終決戦で、西郷隆盛が桐野利秋をはじめ私学校の幹部たちとともに、銃弾に倒れるまでの最期の5日間を過ごしたのがこの洞窟と言われている。
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観光バス「カゴシマシティビュー」の停留所があるが、自動車で行こうと少し分かりにくい。隣接する、おみやげセンター「せごどん」(鹿児島県鹿児島市城山町19-2)を目印にしよう。
1877年(明治10年)9月24日午前4時に政府軍の城山総攻撃が始まった。政府軍4万に対し、城山に立て籠もる薩軍兵士はわずか300余り。
死を覚悟した西郷は、夜明けを待って、私学校の幹部らとともに5日間を過ごした洞窟を出て、岩崎谷を下っていった。途中で流れ弾に当たり、別府晋介の介錯により49歳の生涯を閉じたのだった。
死を覚悟した西郷は、夜明けを待って、私学校の幹部らとともに5日間を過ごした洞窟を出て、岩崎谷を下っていった。途中で流れ弾に当たり、別府晋介の介錯により49歳の生涯を閉じたのだった。
おみやげセンター「せごどん」には西郷隆盛の巨大な銅像が建っている。
銅像に脇に洞窟「目で見る西南戦争始末記 三十六景展示場」があり、入場無料だが、こちらは西郷洞窟ではないので注意。
城山の戦いを描いた水彩画?が展示されている。
交通アクセス
【バス】
- 観光バス「カゴシマシティビュー」に乗り「西郷洞窟前」下車
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(この項おわり)