東京外国語学校を卒業後、法律学を修めるために1884年(明治17年)にフランスに留学するものの、パリで多くの人びとと交流を深めるうちに洋画家の道を志すことを決意した。代表作は、重要文化財で教科書にも載っている『湖畔』。
帰国後、東京美術学校(現・東京芸術大学)に新設された西洋画科の初代教授に就任。所属派や作風にとらわれず出展ができる機会を作ることを政府に働きかけ、1907年(明治40年)に第1回文部省美術展覧会(文展)の開催を実現するなど、「日本洋画家の父」と呼ばれる活躍をみせた。
この像は、2010年(平成22年)10月に鹿児島市が設置したもので、1914年(大正3年)に父の見舞いのため帰省していた際に桜島の大正噴火を目の当たりにし、その様子をスケッチするために鹿児島港に歩を進める姿を表している。市立美術館に所蔵の「桜島噴火連作6点」はその迫力を感じさせる力作として知られる。
この像は、2010年(平成22年)10月に鹿児島市が設置したもので、1914年(大正3年)に父の見舞いのため帰省していた際に桜島の大正噴火を目の当たりにし、その様子をスケッチするために鹿児島港に歩を進める姿を表している。市立美術館に所蔵の「桜島噴火連作6点」はその迫力を感じさせる力作として知られる。
交通アクセス
【鉄道】
- 鹿児島市電「高見馬場」電停から徒歩約3分
参考サイト
- 黒田清輝:黒田記念館
近隣の情報
- 天文館は天文観測所「明時館」に由来:ぱふぅ家のホームページ
- 鹿児島市中央公園は江戸時代の医学院跡地:ぱふぅ家のホームページ
- 西郷隆盛誕生地・維新ふるさと館:ぱふぅ家のホームページ
- 鹿児島の西郷隆盛像は軍服姿で凜々しい:ぱふぅ家のホームページ
- 城山は西南戦争終焉の地:ぱふぅ家のホームページ
- 鹿児島中央駅・山形屋・ざぼんラーメン・白熊:ぱふぅ家のホームページ
- 西郷洞窟・おみやげセンター「せごどん」:ぱふぅ家のホームページ
- 鹿児島市交通局はヒートアイランド緩和に一役:ぱふぅ家のホームページ
- とんかつ 竹亭は絶対的なコスパを誇る:ぱふぅ家のホームページ
- 桜島をタクシー観光:ぱふぅ家のホームページ
- 緑のじゅうたんに鮮やかなピンク(2024年7月3日)
- 北上する春、暖流桜見ごろ(2024年3月2日)
- 赤ちゃんコアラ「タイヨウ」に(2023年6月5日)
- 目に見えない音を青色で表現(2021年9月29日)
- 大久保利通の慰霊祭、鹿児島で初開催(2021年5月20日)
- 「ウツボのうーぼんなかまさがし」(2021年2月16日)
- 仙巌園に門松(2020年12月31日)
- イカ愛しすぎて、イカしたイベント(2020年10月14日)
- 島津の七夕飾り、サラサラ(2020年8月15日)
- 8万本のヒマワリ見ごろ(2020年7月27日)
- 鶴丸城跡に御楼門完成鹿児島の新シンボルに(2020年4月19日)
- 色彩の魔術師、シャガールの版画展(2020年3月14日)
- かごしま水族館でイルカの赤ちゃん誕生(2020年1月12日)
- 和紙にアートで新たな息吹を(2019年2月25日)
- 冬の夕方、一瞬の「ダイヤモンド桜島」(2018年12月17日)
(この項おわり)
現在の鹿児島県鹿児島市東千石町に産まれ、幼少時に上京し、伯父の黒田清綱の養子となった。