
予備の完全ワイヤレスイヤフォンとして、Anker製「Soundcore P40i」を購入した。8,000円を切るリーズナブルな価格だが、バッテリー駆動時間が長く、ノイズキャンセリング機能も付いている。

イヤフォン本体とノイズキャンセリング機能

大きさは、こんな感じ――メインで使っている WF-1000XM3 より小さく感じるのだが(実際に軽い)、ドライバユニットは11mmと大きい。カラーはオフホワイト、ブラック、ネイビー、パープルの4色。ブラックを購入した。
イヤーチップが耳の中に入るのと、スティックの部分が次回に接触するので、カナル型イヤフォンが苦手な方には辛いかもしれない。
イヤーチップが耳の中に入るのと、スティックの部分が次回に接触するので、カナル型イヤフォンが苦手な方には辛いかもしれない。

(上)WF-1000XM3 (下)Soundcore P40
この価格でノイズキャンセリング機能(以下、NC機能と記す)を備えている。
Ankerが「ウルトラノイズキャンセリング 3.0」と呼ぶ NC機能は、WF-1000XM3 よりは控えめ。電車の走行音を消すまでには至らない。価格相応といったところだ。

その代わり、軽いこととバッテリー駆動が長いことがグッド・ポイントだ。イヤフォン本体だけで10時間以上連続して音楽再生できるので、丸々半日は利用できる。
充電ケースがワイヤレス充電(Qi充電)に対応しているところもポイントが高い。iPhone用に購入した Airecore 15W に上でに載せるだけで充電できるのは便利だ。充電中は白色LEDが明滅する。
Ankerが「ウルトラノイズキャンセリング 3.0」と呼ぶ NC機能は、WF-1000XM3 よりは控えめ。電車の走行音を消すまでには至らない。価格相応といったところだ。

その代わり、軽いこととバッテリー駆動が長いことがグッド・ポイントだ。イヤフォン本体だけで10時間以上連続して音楽再生できるので、丸々半日は利用できる。
充電ケースがワイヤレス充電(Qi充電)に対応しているところもポイントが高い。iPhone用に購入した Airecore 15W に上でに載せるだけで充電できるのは便利だ。充電中は白色LEDが明滅する。
ハンズフリー通話
ハンズフリー通話に対応している。外音ノイズもよく低減されており、リモート会議で利用できる。
後述するようにマルチポイント機能を備えているので、PCで音楽を聴きながら、スマホの着信に出るという使い方ができる。
後述するようにマルチポイント機能を備えているので、PCで音楽を聴きながら、スマホの着信に出るという使い方ができる。
スマホアプリ「SoundCore」

スマホアプリ「SoundCore」は、Ankerのヘッドフォン用の共通アプリで、イヤフォンのタッチ機能、イコライザ、マルチポイントなどの設定を行うことができる。P40i を活用するのに必携である。

Android用と iOS用が用意されている。Soundcore PC は、GameLoopエミュレーターを使用して、Windows PC上で SoundCoreアプリを利用できるようにするものだ。

Android用と iOS用が用意されている。Soundcore PC は、GameLoopエミュレーターを使用して、Windows PC上で SoundCoreアプリを利用できるようにするものだ。

NC機能が有効になっているかどうか、アプリ画面ですぐに分かるようになっている。

イコライザー機能を搭載しており、左図のように、アプリ SoundCore を使って様々な設定を行うことができる。
プリセットとして22種類が用意されており、さらに数種類の周波数ごとに自分で音量を調整して、曲に合わせたイコライザー設定ができる。

HearIDは、使用する人の聴こえ方に合わせてバランスの良い音を設定してくれる機能で、約3分ほどのHearIDテストを行うことで登録できる。
プリセットとして22種類が用意されており、さらに数種類の周波数ごとに自分で音量を調整して、曲に合わせたイコライザー設定ができる。

HearIDは、使用する人の聴こえ方に合わせてバランスの良い音を設定してくれる機能で、約3分ほどのHearIDテストを行うことで登録できる。

P40iは、左右のスティック部分にタッチセンサーが付いており、左図のように、アプリ SoundCore を使って機能を割り当てることができる。
マルチポイント機能

マルチポイント機能を備えており、同時に2台までのデバイスに接続できる。イヤフォンを充電ケースから取り出すと、ペアリングをしたデバイスのうちの2台に対して、自動的にマルチポイント接続する。PCで音楽を聴きながら、スマホの着信に出るという使い方ができる。

マルチポイント機能で接続している他のデバイスを切断したければ、左図のように、アプリ SoundCore を使って、接続中のデバイスをOFFにすればよい。

マルチポイント機能で接続している他のデバイスを切断したければ、左図のように、アプリ SoundCore を使って、接続中のデバイスをOFFにすればよい。
充電ケース

(左)WF-1000XM3 (右)Soundcore P40
充電ケースは WF-1000XM3 に比べてだいぶ小さい。イヤフォンを充電ケースに入れた状態で蓋を開けるとBluetoothのペアリングモードに入るのだが、充電ケースの背面にリセットボタンが付いており、もしペアリングが混乱したときに物理的にリセットできるのは助かる。

また、ケース内側の「PHONE STAND」と書かれたツメを引っ張り上げると、スマホスタンドに早変わり、スマホを横に置くことができる。動画視聴の時に重宝しそうだ。
主要スペック
項目 | 仕様 | コメント |
---|---|---|
ドライバーユニット | 11mmダイナミックドライバー | |
ノイズキャンセリング機能 | あり | WF-1000XM3より効きは弱い |
質量 | 本体 約5グラム×2 充電ケース含む 58グラム |
とても軽く感じる。 |
再生可能時間 | 通常モード:最大12時間 NCモード:最大10時間 通話:最大8時間 っじゅう殿ケース使用時60~35時間 |
半日音楽を聴いていても本体バッテリーがもつ。 |
充電時間 | 本体:約1時間 充電ケース:約3時間 |
充電時間が短いのがよい。充電ケースはワイヤレス充電にも対応しており、満充電は約4時間とUSB接続時より長いが気にならない。 |
充電端子 | USB Type-C ワイヤレス充電 |
|
バッテリー容量 | イヤフォン:60mAh×2 充電ケース800mAh |
|
防塵・防水規格 | IPX5 | |
マイク:指向特性 | 全指向性 | ハンズフリーの音声もクリア |
Bluetooth Ver.5.3 | 通信範囲 約10メートル | 室内で効く分には十分 |
対応コーデック | SBC, AAC |
過去に購入したインナーイヤフォン
参考サイト
- Soundcore P40i:Anker
- ノイズキャンセリングと長時間再生へのこだわり:Anker
- SoundCore:Anker
(この項おわり)