大島は三原山を擁する火山島

2001年7月15日〜16日・2020年11月14日 撮影

大島の海岸

大島
2001年7月15日 撮影
大島
2001年7月15日 撮影
高速船「アルバトロス」大島へ向かった。東京・竹芝桟橋からの所要時間は1時間30分。かつて夜行フェリーで行ったことを思うと、隔世の感がある。
大島
2001年7月15日 撮影
大島の海岸は、ジャリジャリの黒い砂に覆われている。これは、大島が火山島であることをあらわしている。溶岩が海岸で砕けて黒い砂となっているのだ。

三原山

三原山
2001年7月16日 撮影
大島の中央に位置する三原山(標高764メートル)は、島のシンボル的存在だ。島の人達は昔から御神火様としてあがめてきた。
日本ではめずらしい玄武岩質の溶岩を噴出する、ハワイのキラウエア火山とよく似たタイプの火山である。
三原山は、噴火のたびに少しずつ容姿を変えている。1986年(昭和61年)の噴火では、火口からだけでなく山腹からも割れ目噴火を起こした。
三原山へは、元町港(または岡田港)から定期バスが運行されている。

大島へのアクセス

【船】
  • 東京・竹芝客船ターミナル~大島(1日2~3便/東海汽船) 高速船で1時間45分
  • 東京~大島(夜発・1便/東海汽船) 8時間
  • 横浜~大島(金・土曜日の夜発・各1便/東海汽船) 6時間30分
  • 熱海~大島(1日2便/東海汽船) 45分
【飛行機】
  • 東京・羽田空港~大島空港(1日2便/エアーニッポン・エアーニッポンネットワーク) 30分
  • 調布飛行場~大島空港(1日2便/新中央航空) 35分

キョンが急増、農作物への被害も深刻

伊豆大島では1970年(昭和45年)、都立大島公園で飼われていたキョン十数頭が台風で壊れた柵の間から逃げ出して野生化し、繁殖したとみられる。キョンの天敵であるオオカミやクマがいなかったことも繁殖を加速させた。
2010年度の調査では、キョンの生息数は推定3千頭だった。1年に1千頭ずつ捕獲していけば、5年後には根絶できると見込んでいた。だが、2014年度の調査では推定1万1千頭にまで急増し、大島町の人口よりも多くなった。キョンの増加数に捕獲数が追いついていない状況だ。
大島町の統計によると、2014年度、アシタバなどの農産物の被害額のうち約380万円がキョンによるものという。

リス村(現・椿花ガーデン)

リス村-大島
2001年7月16日 撮影
都立大島公園を経由し、リス村(現・椿花ガーデン;東京都大島町元町字津倍付41-1)へ向かった。
ケージの入り口で、エサであるヒマワリの種と手袋をもらって、リスに与えることができる。子供も楽しめる。
ウサギ-大島
2001年7月16日 撮影
リス村の中にはウサギもたくさんいる。こちらも、エサのニンジンを与えることができる。
エサを目指してたくさんのウサギが到来し、こぱふぅはたじたじ。

リス村へのアクセス

【バス】
  • 元町港(または岡田港)からバス「リス村入口」下車

岡田港

岡田港 - 大島
2020年11月14日 撮影
岡田港は、大島の北東部に位置し、元町港を補完する役割を果たしている。大型定期船は、高波など悪天候時には岡田港発着になることがある。
岡田港 - 大島の大きな写真大きな写真
(1920×1217 ピクセル, 486 Kbyte)
岡田港 - 大島
2020年11月14日 撮影
2019年(平成31年)2月7日、新しい船客待合所がオープンした。

写真は岡田港からの日の出の様子。
岡田港 - 大島の大きな写真大きな写真
(1920×1280 ピクセル, 487 Kbyte)

近隣の情報

(この項おわり)
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