小田原城は難攻不落

2019年9月7日 撮影
小田原城
小田原城(神奈川県小田原市城内6番1号)は、15世紀中頃、この地域に進出した大森氏が築いたと考えられている。北条氏康の時代には難攻不落の城とされており、上杉謙信武田信玄の攻撃に耐えた。
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小田原城
豊臣秀吉の襲来に備え、小田原の町全体を総延長9kmにも及ぶ土塁と空堀で取り囲んだ。これは、のちの大阪城の規模を凌いでいた。しかし1590年(天正18年)の小田原攻めでは、秀吉は別働隊を使って関東各地の北条氏の支城を落とし、3ヵ月の籠城戦の末、ほぼ無血で開城させた。
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小田原城
北条氏の領土は徳川家康に与えられ、腹心の大久保忠世を小田原城に置いた。以後、明治時代になるまで大久保氏の居城だったが、城の規模は徐々に縮小している。
1870年(明治3年)に廃城となり、2年をかけ、城内の建造物のほとんどが取り壊され、天守台には大久保神社が建てられた。残っていた石垣も、1923年(大正12年)の関東大震災によって崩壊してしまった。
1938年(昭和13年)、小田原城氏として国の史跡に指定された。
1960年(昭和35年)5月、鉄筋コンクリート製の天守が再建される。ただし本来の姿を再現したものではない。2006年(平成18年)、日本の100名城に選定された。

交通アクセス

【鉄道】
  • 小田原駅から徒歩10分
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目的地:小田原城
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(この項おわり)
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