
京口御門
箱根関所(神奈川県足柄下郡箱根町箱根1番地)は、1619年(元和5年)から1869年まで、東海道の関所として芦ノ湖畔にあった。2004年(平成16年)に復元され、一般公開された。
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箱根関所は東西の交通の要衝にあり、江戸防衛の拠点として、とくに「入り鉄砲に出女」を取り締まった。
すでに奈良・平安時代には関所はあったと考えられており、939年(天慶2年)、平将門が反乱を企てた際、将門は箱根に兵を派遣して、関所を封鎖しようとした。
すでに奈良・平安時代には関所はあったと考えられており、939年(天慶2年)、平将門が反乱を企てた際、将門は箱根に兵を派遣して、関所を封鎖しようとした。

箱根関所
関所裏の屏風山には遠見番所があり、ここから関所の全容を眺めることができる。
京口御門を抜けて上方口から江戸口までの間は約18メートルで、左右に役人が詰めている面番所、牢屋などから成る向番所、厩、辻番、高札場などが設置され、柵で囲まれていた。
京口御門を抜けて上方口から江戸口までの間は約18メートルで、左右に役人が詰めている面番所、牢屋などから成る向番所、厩、辻番、高札場などが設置され、柵で囲まれていた。

復活の井戸
2001年(平成13年)の遺構調査で井戸の木枠が発見された。これを復元したところ、2007年(平成19年)に井戸が復活し、水が涸れることも一定の水位を保っていることから、復活の井戸と呼ばれる。

賽の河原
明治時代の廃仏毀釈のなか、多くの石仏が失われたが、現存する石塔石仏の中には鎌倉後期と推定されるものもあり、町指定史跡となっている。
交通アクセス
【バス】
- 小田原駅より「箱根町港行」バス約55分、「箱根関所跡」下車徒歩2分
- 箱根湯本駅より「箱根町港行」バス、約40分、「箱根関所跡」下車徒歩2分
- 小田原厚木道路「小田原西IC」より箱根新道を経由し約40分(駐車場なし)
参考サイト
- 箱根関所
- 天下の難所 箱根関所へ:古寺とお城の旅日記
- 東海道歩き・箱根関所から三島宿まで:中年親父のつぶやき、愚痴話
近隣の情報
- 箱根関所は「入り鉄砲に出女」を取り締まった:ぱふぅ家のホームページ
- 芦ノ湖から富士山を望む:ぱふぅ家のホームページ
- 箱根から芦ノ湖を望む:ぱふぅ家のホームページ
- 大涌谷で黒たまごを食す:ぱふぅ家のホームページ
- 芦ノ湖で海賊船に乗る:ぱふぅ家のホームページ
- 強羅駅はスイスをイメージした山小屋風の駅:ぱふぅ家のホームページ
- 塔ノ沢駅とあじさい:ぱふぅ家のホームページ
- 箱根湯本駅は箱根観光の玄関口:ぱふぅ家のホームページ
- 西村京太郎記念館のジオラマで事件が:ぱふぅ家のホームページ
- 早川駅から石橋へ:ぱふぅ家のホームページ
- 来宮駅はトロピカルな洋風駅舎:ぱふぅ家のホームページ
- 三嶋大社は伊豆諸島の神を祀る:ぱふぅ家のホームページ
- 三島駅は JR東海と伊豆箱根鉄道が中でつながっている:ぱふぅ家のホームページ
- 楽寿園の菊まつり:ぱふぅ家のホームページ
- 小田原城は難攻不落:ぱふぅ家のホームページ
- うなぎ 桜屋の「うなぎ重箱」はボリューム満点:ぱふぅ家のホームページ
- 御殿場駅は富士山・箱根への玄関口:ぱふぅ家のホームページ
- 伊豆多賀駅でお花見:ぱふぅ家のホームページ
- 秋田農園でイチゴ狩り:ぱふぅ家のホームページ
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(この項おわり)