
ダイダラボウ

大串貝塚
「この山がなければよかったのに」という村人の嘆きを聞いたダイダラボウは、村人を喜ばせようと、山を北側に動かした。日は当たるようになり、作物もよく育つようになった。
ところが今度は、山を移動させたときにできた穴に水がたまり、雨が降ると村が水浸しになるようになってしまった。ダイダラボウは水が流れるように指で小さな川を作り、下流に沼をつくった。

動かした山は水戸市、笠間市、城里町の境にある朝房山(標高201メートル)で、指で作った沼は水戸市の千波湖だという。
ところが今度は、山を移動させたときにできた穴に水がたまり、雨が降ると村が水浸しになるようになってしまった。ダイダラボウは水が流れるように指で小さな川を作り、下流に沼をつくった。

動かした山は水戸市、笠間市、城里町の境にある朝房山(標高201メートル)で、指で作った沼は水戸市の千波湖だという。

大串貝塚
1936年(昭和11年)と1943年に発掘調査が行われ、ヤマトシジミを主とした貝殻・魚骨・獣骨・石器・土器などが出土した。
1970年(昭和45年)5月に国の史跡に指定され、現在は大串貝塚ふれあい公園」として整備されている。
1970年(昭和45年)5月に国の史跡に指定され、現在は大串貝塚ふれあい公園」として整備されている。

縄文広場
茨城県内にある縄文前期の貝塚は、常陸太田市築崎貝塚・同森東貝塚・小美玉市野中貝塚などが知られているが、[大串貝塚:blue:の規模・遺物量はこれらの遺跡をはるかに凌ぐもので、県内を代表する花積下層式期の貝塚となっている。

縄文広場
縄文広場には、復元した竪穴式住居が並ぶ。

縄文広場

縄文広場
交通アクセス
【鉄道】

- 鹿島臨海鉄道「常澄駅」から徒歩約30分
- 水戸駅から茨木交通バス「大串公園行」に乗り約25分、「大串公園」下車

参考サイト
- 大串貝塚ふれあい公園:水戸市
- 大串貝塚:茨城県教育委員会
- 大串貝塚ふれあい公園:水戸観光コンベンション協会
近隣の情報
- 大洗町で「あんこう鍋」と「ガルパン」:ぱふぅ家のホームページ
- 那珂湊駅の駅舎は百年選手、駅猫が住み着く:ぱふぅ家のホームページ
- 那珂湊おさかな市場で旬の地魚をいただく:ぱふぅ家のホームページ
- 勝田駅はJR常磐線・ひたちなか海浜鉄道の駅:ぱふぅ家のホームページ
- 水戸駅のホームには電車の形をしたコンビニ:ぱふぅ家のホームページ
- フライングガーデンで爆弾ハンバーグをいただく:ぱふぅ家のホームページ
- 阿字ヶ浦駅には ひたちなか開運鐵道神社がある:ぱふぅ家のホームページ
- 偕楽園の梅まつり:ぱふぅ家のホームページ
- 国営ひたち海浜公園でネモフィラが丘一面を青く染める:ぱふぅ家のホームページ
- 徳川ミュージアムには本物の印籠が展示:ぱふぅ家のホームページ
- 上菅谷駅で水郡線が分岐:ぱふぅ家のホームページ
- 涸沼の生物知って。水鳥・湿地センターが10日開館(2024年11月16日)
- 栗や干し芋、茨城ならではのクラフトビールを(2024年6月30日)
- 県立歴史館の「いにしえのピアノ」(2024年6月19日)
- 水戸の梅、ナショナルコレクション認定(2024年5月14日)
- 特別展「那珂湊反射炉?鉄と近代を創る?」(2024年2月28日)
- 赤く色づくコキアが見頃(2023年10月23日)
- カルチャーの土台にアグリカルチャー感じる美術展(2023年8月4日)
- サメの絶滅危惧種シロワニの赤ちゃん誕生(2023年5月31日)
- スイセン満開、花のシーズンへ(2023年4月5日)
- 来年のえと・寅の地上絵がお目見え(2021年12月24日)
- チョッパーが水族館で船医のお仕事(2021年12月18日)
- 一家にひとつ、これじゃん!中華料理店が生んだ万能調味料人気(2021年10月8日)
- まるでムンクの「叫び」、身近にいた将来のスター(2021年9月18日)
- 稲川淳二さん語りで街がホラーの舞台に(2021年8月3日)
(この項おわり)
写真のダイダラボウ像は、高さが15.25メートルもあり、体内の階段を上って手のひらからの眺望を楽しむことができる。
むかし、大足町辺りの村にダイダラボウという大男が住んでいた。村の南側には高い山がそびえ、日陰になって作物が育たず、人々は貧しかった。