旧安田庭園の心字池は潮の満ち引き利用し眺めが変化

2022年5月22日 撮影
旧安田庭園
旧安田庭園
旧安田庭園(東京都墨田区横網1-12-1)は、江戸時代には常陸国笠間本庄氏の下屋敷があったところで、1701年(元禄14年)頃に初代藩主の本庄宗資 (ほんじょうむねすけ) が造園したという。敷地面積は14,242平方メートル(東京ドーム約0.3個分)。入場無料。
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西口 - 旧安田庭園
西口
旧安田庭園・西口。通りを挟んで向かい側には両国国技館がある。

安田庭園の中央には心字池 (しんじいけ) と呼ばれる「心」の字をかたどった池が配され、隅田川の水を取り入れ、東京湾の潮の満ち引き利用し眺めの変化を鑑賞することができた。池の周りには散策路がめぐらされており、点在する燈籠や橋が風情を醸し出している。

明治維新後は旧備前岡山藩主・池田章政 (いけだ あきまさ) の邸宅となり、1879年(明治12年)から1891年にかけ、安田財閥の祖・安田善次郎が購入。1922年(大正11年)に安田善次郎の遺志により東京市に寄贈された。
雪見灯籠 - 旧安田庭園
雪見灯籠
池の畔に置かれた大きな笠の灯籠は雪見灯籠と呼ばれ、「浮見」が変化したものという。
。1923年(大正12年)の関東大震災で大きな被害を受ける。
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旧安田庭園
旧安田庭園
東京市が復興し、1927年(昭和2年)に市民庭園として開放する。
1967年(昭和42年)に東京都から墨田区へ移管され、全面的な改修が行われた。現在、循環浄化装置を使って、心字池に対して人工的に潮入を再現している。
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2018年(平成30年)1月に、園内に刀剣博物館が開館した。

交通アクセス

【鉄道】
  • JR総武線「両国駅」西口より徒歩5分
  • 都営大江戸線「両国駅」より徒歩7分
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出発地の最寄駅:

目的地:旧安田庭園

参考サイト

近隣の情報

(この項おわり)
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