浅草駅は開業当時の姿に復元

2016年8月13日 撮影
東武浅草駅
東武浅草駅(東京都台東区花川戸 1-4-1)は、地上 7階・地下 1階のビルの 2階に位置する。1931 年(昭和 6 年)5 月に開業した。

この駅ビルは、建築家の久野節 (くのみさお) (鉄道省・初代建築課長)が設立した久野建築事務所が設計し、清水組により施工された。
3階から 7階までに百貨店が入居する設計になっており、三越を招致するが実現せず、11 月に松屋が入居し、関東初の百貨店併設ターミナルビルとなった。
その後、松屋浅草は規模を縮小し、2012 年(平成 24 年)11 月、エキミセとして新装オープンした。
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東武浅草駅
昭和初期を代表するアール・デコ様式のビルだが、1974 年(昭和 49 年)にアルミ製の外壁が取り付けられて雰囲気が一新した。2012 年(平成 24 年)のリニューアルにより、耐震補強工事によって開業当時の姿に復元し、シンボルの大時計も復活した。

東武浅草駅
利用者が迷わないよう、入口からホームまで一直線に結ぶ設計になっている。
東武浅草駅
ホーム先端が隅田川橋梁にかかっており、入線できる車両は 6 両に制限されている。ホームはカーブしており、4番線の特急乗降口はホームとの間に大きな隙間が空くために、いちいち渡り板を設置しなければならない。
1番線のみ 8 両編成分の長さがあるが、ホーム幅がきわめて狭く転落事故などの危険があることから、とうきょうスカイツリー寄りの 2 両のドアは開かない。

駅を出てすぐに半径 100 メートルの急カーブが存在し、特急列車といえども 15km/h の速度制限がかかっている。
東武浅草駅
地下には、相対式ホーム 2面2線を有する東京メトロ銀座線の浅草駅がある。1927 年(昭和 2 年)12 月 30 日、日本最初の地下鉄の駅として開業した。1941 年(昭和 16 年)に帝都高速度交通営団に路線を譲渡した。

東武浅草駅と連絡するエレベーター、エスカレータは設置されていない。

1997 年(平成 9 年)、東武浅草駅と東京メトロ浅草駅を合わせ、関東の駅百選に選定された。
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東武浅草駅
地下鉄の改札を出て広がる浅草地下街は、1955 年(昭和 30 年)に開設された日本で 3番目に古い地下街である。1952 年(昭和 27 年)に開業した札幌ステーションデパート、銀座三原橋地下街がいずれも閉鎖されたことから、2016 年(平成 28 年)現在、日本で最も古い地下街となっている。
閉店した店舗も少なくなく、部分的に地下水が漏出しているなど、昭和のノスタルジーを感じさせる。

都営地下鉄浅草線の浅草駅は 1960 年(昭和 35 年)12 月の開業で、東京メトロから 2 分ほど歩く。
なお、つくばエクスプレスの浅草駅は、地上に出て 10 分ほど歩く必要があり、銀座線・田原町駅の方が近い。

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(この項おわり)
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