浅草寺の屋根瓦はチタン製

2021年9月25日 撮影
本堂 - 浅草寺
本堂
浅草寺 (せんそうじ) (東京都台東区浅草2-3-1)は、1400年近い歴史をもつ東京都で最も古い寺院。写真の本堂は1958年(昭和33年)に再建された鉄筋コンクリート造り。
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雷門 - 浅草寺
雷門
雷門は、1960年(昭和35年)に再建された鉄筋コンクリート造りで、浅草のシンボルとなっている。中央の提灯は、高さ3.9メートル、直径3.3メートル、重さ700kgもある。
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仲見世通り - 浅草寺
仲見世通り
雷門から宝蔵門に至る長さ約250メートルの表参道の両側には土産物、菓子などを売る商店が90軒ほど立ち並び、「仲見世通り (なかみせどおり) 」と呼ばれている。コロナ禍が一段落し、徐々に観光客が戻ってきている。
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仲見世通り - 浅草寺
仲見世通り
浅草文化観光センターから仲見世通りを見下ろす。

江戸時代前期、浅草寺の境内や参道の清掃の賦役が課せられていた地元住民に対して、特権として参道等での営業の特権が与えられたのが起源となっている。元禄から享保年間にかけて形成された、日本で最も古い商店街の1つとされている。
1885年(明治18年)、赤レンガ造りの建物が完成したが、1923年(大正12年)の関東大震災で被災。1925年(大正14年)に鉄筋コンクリート造りの商店街に生まれ変わった。太平洋戦争で内部は焼失したが、外観はそのままに復興し、今日に至っている。
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東京スカイツリー
東京スカイツリー
浅草文化観光センターから東京スカイツリーを望むことができる。
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宝蔵門 - 浅草寺
宝蔵門
宝蔵門は1964年(昭和39年)に再建された鉄筋コンクリート造りで、門の左右に仁王像を、2階部分には文化財「元版一切経」を収蔵する。
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宝蔵門 - 浅草寺
宝蔵門
浅草寺は、正式名称は金龍山浅草寺 (きんりゅうざんせんそうじ) 、観音菩薩を本尊とすることから浅草観音とも呼ばれる。元は天台宗だったが、1950年(昭和25年)に独立して聖観音宗の本山となった。
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宝蔵門 - 浅草寺
宝蔵門
宝蔵門は2007年(平成19年)に屋根改修工事を行い、軽量さと耐食性に優れたチタン製の瓦を全国で初めて採用した。これにより屋根の重さは、930トンから180トンに軽減した。
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宝蔵門 - 浅草寺
宝蔵門
宝蔵門の背面左右には、魔除けの意味を込めた巨大なわらじが吊り下げられている。わらを2500kg使っており、山形県村山市が新品を10年おきに奉納している。
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五重塔 - 浅草寺
五重塔
徳川家光が1648年(正保4年)、五重塔を建立した。関東大震災では倒壊を免れたものの、東京大空襲で焼失した。1973年(昭和48年)に再建され、鉄筋コンクリート造、アルミ合金瓦葺きとなり、塔の高さは約48メートル(基壇の高さ約5メートル)ある。
最上層には、スリランカのイスルムニヤ寺院から1966年(昭和41年)に奉戴した仏舎利が納められている。
2017年(平成29年)、屋根の軽量化を目的として、本堂で使われた3色のチタン瓦を導入した。
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交通アクセス

【鉄道】
  • 東武浅草駅」より徒歩5分
  • 東京メトロ「浅草駅」より徒歩5分
  • つくばエクスプレス「浅草駅」より徒歩5分
  • 都営地下鉄浅草線「浅草駅」A4出口より徒歩5分
行き方ナビ
出発地の最寄駅:

目的地:浅草寺
浅草寺 関連

参考サイト

近隣の情報

(この項おわり)
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