
野反湖
青い水をたたえる野反湖(群馬県吾妻郡中之条町大字入山国有林223林班)は天然湖のように見えるが、中津川を堰き止め、1956年(昭和31年)に完成した野反ダムのダム湖である。
大きな写真

(2560×1707 ピクセル, 2194 Kbyte)

野反湖
湖面の標高は1,514メートルあり、発電用ダムとしては国内で最も高い場所にある。周辺は上信越高原国立公園に指定されており、夏にはニッコウキスゲ(ノゾリキスゲ)やレンゲツツジなど高山植物が咲き誇る。
湖畔にはロッジやキャンプ場がある。また、湖にはニジマスやイワナが放流され、入漁券を購入すれば釣りをすることもできる。水温は夏季でも低く、遊泳には適さない。冬季(11月下旬~4月下旬)は閉鎖になる。
このあたりは太平洋と日本海の分水嶺で、中津川は群馬県で唯一の日本海に注ぐ湖で、中津川を経て信濃川に繋がっている。
このあたりは太平洋と日本海の分水嶺で、中津川は群馬県で唯一の日本海に注ぐ湖で、中津川を経て信濃川に繋がっている。
交通アクセス
【バス】
- 長野原草津口駅から町営バス野反湖行きで1時間16分、終点下車、徒歩すぐ
- 関越道「渋川伊香保IC」から国道17・353・145・292・405号経由で73km、2時間15分
近隣の情報
- 野反湖はニッコウキスゲの群生地:ぱふぅ家のホームページ
- 穴地獄ではチャツボミゴケが群生:ぱふぅ家のホームページ
- 上州湯ノ湖と品木ダム水質管理所草津中和工場:ぱふぅ家のホームページ
- 草津温泉は日本三名泉のひとつ:ぱふぅ家のホームページ
- 日本国道最高地点は標高2,172メートル:ぱふぅ家のホームページ
- 吾嬬橋は国内唯一のピン結合タイプのトラス橋:ぱふぅ家のホームページ
- 旧国鉄長野原線太子駅は戦後復興を鉄鉱石の輸送で支えた:ぱふぅ家のホームページ
- 万座温泉・万座空噴・毛無峠・小串鉱山・湯峰公園:ぱふぅ家のホームページ
- 樽沢トンネルは日本一短いトンネル:ぱふぅ家のホームページ
- 猿橋をわたって吾妻渓谷へ:ぱふぅ家のホームページ
- 八ッ場ダムは着工から半世紀を経て完成:ぱふぅ家のホームページ
- 旧太子駅、戦後復興を支えた産業遺産(2022年12月17日)
- 滝とサルビアの共演、赤い花と白い滝とのコントラスト(2022年10月18日)
- 標高1800メートルの雪見露天風呂(2021年12月18日)
- 草津温泉で恒例の「氷室のふるまい」(2019年6月8日)
- 体も心もホカホカ 草津で観光客にクマザサうどん(2013年12月28日)
(この項おわり)