
万座空噴 2020年10月17日撮影
万座空噴は、万座温泉の3つある原泉の1つで、もっとも活発に噴気が上がっている。万座温泉は標高1,800メートルに位置し、濁河温泉(岐阜県下呂市)と並んで通年自家用車でたどり着ける日本最高所の温泉である。
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毛無峠 2020年10月17日撮影
県道112号線を南へ向かうと、群馬県と長野県の県境を跨ぐ毛無峠に至る。中央分水界通過点。明治時代までは原生林が茂っていたが、1916年(大正5年)から硫黄採掘が始まり、樹木を伐採したり、亜硫酸ガスで樹木が枯れたりして、地面がむき出しとなった。この先は通行止めである。

毛無峠 2023年7月16日撮影

毛無峠 2023年7月16日撮影

小串鉱山 索道跡 2023年7月16日撮影

小串鉱山 索道跡 2023年7月16日撮影
1937年(昭和12年)11月11日に、小串鉱山の背後斜面で大規模な山津波が発生し、精錬所、小学校や住宅が土砂の下敷きになり、作業員の家族など245人が亡くなった。

小串鉱山 索道跡 2023年7月16日撮影
1938年(昭和13年)3月に操業再開し、1971年(昭和46年)に閉山するまで硫黄を採掘し精錬し続けた。
硫黄を長野県側へ運ぶ索道の鉄塔が遺構として残っている。
硫黄を長野県側へ運ぶ索道の鉄塔が遺構として残っている。

湯峰公園展望台 2020年10月17日撮影
群馬県側の県道446号から、長野県側の県道112号へ入ると、湯峰公園の駐車場がある。天気が良ければ全校時代らを見渡すことができる。
交通アクセス
【鉄道+バス】
- 万座・鹿沢口駅からバスで約45分
参考サイト
近隣の情報
- 万座温泉・万座空噴・毛無峠・小串鉱山・湯峰公園:ぱふぅ家のホームページ
- 日本国道最高地点は標高2,172メートル:ぱふぅ家のホームページ
- 草津温泉は日本三名泉のひとつ:ぱふぅ家のホームページ
- 穴地獄ではチャツボミゴケが群生:ぱふぅ家のホームページ
- 上州湯ノ湖と品木ダム水質管理所草津中和工場:ぱふぅ家のホームページ
- 旧国鉄長野原線太子駅は戦後復興を鉄鉱石の輸送で支えた:ぱふぅ家のホームページ
- 吾嬬橋は国内唯一のピン結合タイプのトラス橋:ぱふぅ家のホームページ
- 大前駅〜万座・鹿沢口駅:ぱふぅ家のホームページ
- 鎌原観音堂は浅間山の大噴火を生き残った:ぱふぅ家のホームページ
- 野反湖はニッコウキスゲの群生地:ぱふぅ家のホームページ
- 湯田中駅はかけ流し温泉と足湯を併設:ぱふぅ家のホームページ
- 紀州鉄道 軽井沢ホテルと旧国鉄10系寝台車:ぱふぅ家のホームページ
- 旧太子駅、戦後復興を支えた産業遺産(2022年12月17日)
- 滝とサルビアの共演、赤い花と白い滝とのコントラスト(2022年10月18日)
- 標高1800メートルの雪見露天風呂(2021年12月18日)
- 日光浴びて真っ赤な実り、中野でサクランボ初出荷(2020年3月30日)
- 草津温泉で恒例の「氷室のふるまい」(2019年6月8日)
- ニホンザルも温泉でほっこり(2018年2月4日)
- 須坂豊丘ダムで30日「まつり」 内部見学やライトアップ(2017年7月30日)
- 非常食19種提供 16日からレストラン(2016年7月14日)
- 体も心もホカホカ 草津で観光客にクマザサうどん(2013年12月28日)
(この項おわり)