
吾嬬橋(群馬県吾妻郡中之条町小雨生須線白砂川上)は、1901年(明治34年)に国道17号線の北橘村と渋川市の間の利根川に板東橋として架けられたものを、1959年(昭和34年)の架け替えを契機に、当時の六合村、赤城村、子持村で譲り受け、1961年(昭和36年)に吾嬬橋として橋長69.1メートルを移設したもの。
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鉄骨を斜めに組み合わせてピンで結合するペンシルバニア型鋼トラス橋で、わが国唯一のピン結合タイプである。架橋当初の橋長は約221メートルの3連のトラス橋だった。材料は全てアメリカ産輸入鋼材で、2006年(平成18年)11月3日に選奨土木遺産に選定された。

1977年(昭和52年)に上流側の高い位置に新吾嬬橋が架橋されたが、その後しばらくは生活道路として利用されていたが、現在は写真のように閉鎖されている。

1977年(昭和52年)に上流側の高い位置に新吾嬬橋が架橋されたが、その後しばらくは生活道路として利用されていたが、現在は写真のように閉鎖されている。
交通アクセス
【バス】
- 長野原草津口駅から町営路線バスで約15分、「小雨」下車、徒歩約10分
近隣の情報
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(この項おわり)