田本駅 2011年8月10日 撮影
田本駅(長野県下伊那郡泰阜村田本)は、乗り入れ路線は飯田線のみで、天竜川に沿って南北に延びる単一路線の中でも特に山深い区間に属する。秘境駅ランキング第5位。現在も無人駅として運営されており、駅舎も簡素な造りである。
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田本駅 2025年11月15日 撮影
駅が開業した1935年(昭和10年)11月は、飯田線の前身である私鉄が順次延伸していた時期で、周辺にあった集落の名を取って「田本」と命名されたとされるが、この地区名は古くからの地名に由来し、特別な故事をもつわけではないとみられる。
駅は山肌に貼り付くように設けられた単式ホーム1面1線で、列車交換設備はない。
駅は山肌に貼り付くように設けられた単式ホーム1面1線で、列車交換設備はない。
田本駅 2011年8月10日 撮影
駅前広場と呼べるものは存在せず、ホームへは急斜面に造られた長い階段で到達する形となってホームの背後にはコンクリート製の巨大な擁壁がそびえ、線路下は天竜川の渓谷である。
駅へのアクセスは狭い山道が1本のみで、その道を15分登って初めて車道に出る。
駅へのアクセスは狭い山道が1本のみで、その道を15分登って初めて車道に出る。
田本駅 2011年8月10日 撮影
階段は曲がりくねりながら山腹を下るため、乗降には体力を要し、鉄道駅としては全国でも特にアクセスが厳しい部類に入る。
2011年(平成23年)6月16日放送の「空から日本を見てみよう」では、その山道を登って自宅へ帰る女性を紹介していた。
2011年(平成23年)6月16日放送の「空から日本を見てみよう」では、その山道を登って自宅へ帰る女性を紹介していた。
田本駅 2025年11月15日 撮影
駅の近くには飯田線の難所区間を支える複数のトンネルが存在し、とりわけ駅の南北いずれも短い間隔でトンネルに挟まれているため、列車の進入時には独特のこだま音が生じる。これらのトンネルは地形が険しいために敷設されたもので、飯田線全体の工事が困難を極めたことを伝える遺構でもある。
田本駅 2025年11月15日 撮影
車道へ出る階段を上ったところからホームを見下ろす。いかに狭いかがよく分かる。
2018年度の1日平均乗降客数は1人と極めて少なく、周辺人口がごくわずかであることに加え、駅へのアクセス路が険しいため、通勤通学利用はほとんど見られない。利用者の多くは鉄道ファンや秘境駅を巡る旅行者であり、観光的な性格が強い駅となっている。

駅の周囲はほぼ山林で占められており、駅前に直接接する道路はない。駅から谷底に降りても舗装路は存在せず、やや離れた天竜川沿いに細い県道が走っているのみである。この道路は斜面を縫うように延びているため交通量も極めて少ない。
2018年度の1日平均乗降客数は1人と極めて少なく、周辺人口がごくわずかであることに加え、駅へのアクセス路が険しいため、通勤通学利用はほとんど見られない。利用者の多くは鉄道ファンや秘境駅を巡る旅行者であり、観光的な性格が強い駅となっている。
駅の周囲はほぼ山林で占められており、駅前に直接接する道路はない。駅から谷底に降りても舗装路は存在せず、やや離れた天竜川沿いに細い県道が走っているのみである。この道路は斜面を縫うように延びているため交通量も極めて少ない。
飯田線秘境駅号 2025年11月15日 撮影
参考サイト
- 田本駅:長野県産業労働部 営業局
- 飯田線秘境駅号に乗って 8つの秘境駅をめぐる:ぱふぅ家のホームページ
参考書籍
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秘境駅の歩き方 | ||
| 著者 | 牛山隆信/西本裕隆 | ||
| 出版社 | SBクリエイティブ | ||
| サイズ | 新書 | ||
| 発売日 | 2013年09月18日頃 | ||
| 価格 | 836円(税込) | ||
| ISBN | 9784797375046 | ||
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秘境駅へ行こう! | ||
| 著者 | 牛山 隆信 | ||
| 出版社 | 小学館 | ||
| サイズ | 文庫 | ||
| 発売日 | 2001年08月01日頃 | ||
| 価格 | 523円(税込) | ||
| ISBN | 9784094114119 | ||
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もっと秘境駅へ行こう! | ||
| 著者 | 牛山 隆信 | ||
| 出版社 | 小学館 | ||
| サイズ | 文庫 | ||
| 発売日 | 2003年08月01日頃 | ||
| 価格 | 586円(税込) | ||
| ISBN | 9784094114126 | ||
交通アクセス

近隣の情報
- JR飯田線 田本駅は秘境駅ランキング第5位:ぱふぅ家のホームページ
- 田本駅は天竜川沿いの秘境駅:ぱふぅ家のホームページ
- 為栗駅は難読駅名の秘境駅:ぱふぅ家のホームページ
- 唐笠駅は天竜ライン下りの帰り道:ぱふぅ家のホームページ
- 天竜峡大橋は国内で最も平らなアーチ橋:ぱふぅ家のホームページ
- 伊那小沢駅の駅前にある公衆電話は‥‥:ぱふぅ家のホームページ
- 中井侍駅の前には茶畑が広がる:ぱふぅ家のホームページ
- JR飯田線 小和田駅は秘境駅ランキング第3位:ぱふぅ家のホームページ
- 大嵐駅は昭和期の簡易駅舎の趣を残す:ぱふぅ家のホームページ
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(この項おわり)


