天竜峡駅で紅葉狩り

2025年11月15日 撮影
天竜峡駅 - 飯田線
天竜峡駅
天竜峡駅 (てんりゅうきょうえき) (長野県飯田市川路天竜峡4744)は、飯田線の起点側(豊橋駅側)から116.2 kmの地点にある。
駅舎は比較的小ぶりで、1990年(平成2年)に改築されたという。
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天竜峡駅 - 飯田線
天竜峡駅
1927年(昭和2年)12月16日に、飯田線の前身のひとつである伊那電気鉄道(駄科〜天竜峡間延伸時)の終着駅として開業した。
その後この駅を起点に別の前身鉄道である三信鉄道による路線延伸がなされたことで、両社の境界駅として機能した。
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天竜峡駅 - 飯田線
天竜峡駅
国有化後は中間駅となったが、現在でも飯田線の地域輸送と観光輸送の要となる中核駅である。駅名は、近隣の景勝地「天竜峡」に由来する。
天竜峡駅は地上駅で、ホームは「1面+1島」の2面3線構造となっている。このホームは構内踏切で結ばれており、駅舎側のホームと跨線橋ではなく地上で行き来する形だ。
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天竜峡第一公園
天竜峡第一公園
駅は有人駅で、改札口およびみどりの窓口が設置されている。2018年度の1日平均乗車人員は243人。ワイドビュー伊那路などの特急列車も停車する駅で、地域の交通のみならず観光の起点駅としての役割も担っている。

天竜峡は渓谷の紅葉で名高く、崖に点在するカエデや松、周囲の木々が色づき、峡谷に映える錦絵のような景観となる。峡谷を巡る遊歩道や川下り舟から眺める紅葉は、平地では味わえないような深みのある自然美を堪能できる。地形と渓流、そして紅葉が織りなすコントラストは、多くの訪問者を魅了する。
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天竜峡第一公園
天竜峡第一公園
駅前には、観光拠点として整備された天竜峡第一公園がある。この公園は駅を出てすぐ正面に位置し、天竜峡観光へ向かう前の休憩や待ち合わせ場所として利用されている。園内にはベンチや植栽が整えられ、地域案内板や観光マップも設置されている。
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天竜峡第一公園
天竜峡第一公園
初めて訪れる旅行者でも渓谷散策の導線をつかみやすい。駅前でありながら落ち着いた雰囲気を持ち、とくに紅葉シーズンには背景の山々と共に鮮やかな景観が楽しめる空間となっている。

駅前には観光案内所や土産物屋、食堂、カフェなどが点在する。また、徒歩圏内には温泉地としての天竜峡温泉も広がっており、渓谷鑑賞や川下りの後に湯につかる旅程も定番である。遊歩道の整備も進んでおり、駅からすぐに峡谷美を楽しむことが可能だ。
天竜川は中央アルプスと南アルプスの間を流れ、長年の浸食により南北約2kmにわたる峡谷を刻んだ。
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姑射橋
姑射橋
天竜峡の峡谷美は国の名勝に指定されており、峡谷の両岸に立つ奇岩、断崖、松やカエデ、サクラなどが渓谷を彩る。
姑射橋 (こやきょう) は、天竜峡において天竜川に架かる歩道橋だ。中国古代の山名「姑射山」にちなんで、仙境を思わせる景勝から転じて名付けられたという。
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姑射橋
姑射橋
橋の構造は鉄製のアーチ橋で、谷を跨ぐ形で比較的短いながらも、峡谷の地形に調和するよう設計されている。歩道幅が広く取られているため、観光客が立ち止まって渓谷の眺望を楽しむことができ、特に新緑と紅葉の季節には橋上からの景観が際立つ。天竜川の深いエメラルド色の流れと断崖が迫る独特の眺めは、この橋を通る者に強烈な印象を残す。

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姑射橋の欄干
姑射橋の欄干
欄干には竜の彫刻がある。天竜峡の「天竜」にちなみ、龍の姿をモチーフとした意匠が橋全体の象徴となっている。金属製の欄干に施された竜は、胴体が波打つように長く連続し、天竜川の激流を思わせる造形となっており、橋を渡るとその表情が角度によって変化して見える。観光客がよく写真を撮るポイントであり、地域のシンボル的存在でもある。
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姑射橋
姑射橋
橋の両側のアプローチ部には石畳に埋め込まれた「石の竜」がある。これは大小の石を組み合わせて龍の形を描いた装飾で、地面に大きな龍が横たわるようにデザインされている。橋の表面の意匠と相まって、天竜峡における「龍」の象徴性を強調しており、天竜川の名に宿る力強さを視覚的に表現したものとなっている。歩く位置によって龍の胴体のうねりが見え方を変えるため、散策者にちょっとした発見を与える仕掛けでもある。
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天竜川下り
天竜川下り
乗船場から天竜ライン下りの舟が出発する。奇岩断崖が連なる峡谷を和船で進み、船頭の案内を聞きながら約30〜40分かけて渓谷美を満喫できる。駅至近でアクセスが良く、天竜峡観光の代表的体験として人気が高い。
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天竜峡駅 - 飯田線
天竜峡駅
天竜峡駅が最も魅力を発揮するのは、近くを流れる天竜川およびその渓谷である天竜峡との関係である。

天竜川は中央アルプスと南アルプスの間を流れ、長年の浸食により南北約2 kmにわたる峡谷を刻んだ。天竜峡の峡谷美は国の名勝に指定されており、峡谷の両岸に立つ奇岩、断崖、松やカエデ、サクラなどが渓谷を彩る。
駅からは渓谷や川縁の遊歩道、吊り橋、さらには川下り舟の起点も近く、列車を降りてすぐに自然と触れあうことができるのが大きな特色である。
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天竜峡百年再生館
天竜峡百年再生館
天竜峡百年再生館は、長野県飯田市の天竜峡の観光案内所を兼ねる資料館であり、2008年(平成20年)の「天竜峡百年再生プロジェクト」の一環として開館した。明治末期から昭和初期にかけて天竜峡を訪れた人々や地元住民らが、人の手で峡谷を観光地として整備しようとした「百年前」の取り組みの歴史を、当時の古写真や地図、資料、パネル展示によって辿ることができる。
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天竜峡駅 - 飯田線
天竜峡駅
毎年、5月・6月・10月・11月の土日の6日間に臨時急行として運行する「飯田線秘境駅号」が、約2分間停車する。ここで秘境号から下りて、普通列車を待つまで駅周辺を観光した。
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天竜峡 関連

交通アクセス

行き方ナビ


目的地:天竜峡駅

近隣の情報

参考サイト

参考書籍

表紙 秘境駅の歩き方
著者 牛山隆信/西本裕隆
出版社 SBクリエイティブ
サイズ 新書
発売日 2013年09月18日頃
価格 836円(税込)
ISBN 9784797375046
表紙 秘境駅へ行こう!
著者 牛山 隆信
出版社 小学館
サイズ 文庫
発売日 2001年08月01日頃
価格 523円(税込)
ISBN 9784094114119
表紙 もっと秘境駅へ行こう!
著者 牛山 隆信
出版社 小学館
サイズ 文庫
発売日 2003年08月01日頃
価格 586円(税込)
ISBN 9784094114126
飯田線秘境駅号の停車駅
停車駅 秘境駅ランキング 停車時間
豊橋駅 - 始発
新城駅 - 約24分
柿平駅 174位 約5分
東栄駅 - 約10分
大嵐駅 - 約16分
小和田駅 3位 約20分
中井侍駅 10位 約9分
伊那小沢駅 62位 約8分
平岡駅 - 約33分
為栗駅 13位 約11分
田本駅 5位 約17分
金野駅 6位 約7分
千代駅 20位 約6分
天竜峡駅 - 約2分
飯田駅 - 終点
(この項おわり)
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