
神戸ルミナリエは、阪神・淡路大震災のあった1995年(平成7年)以降、鎮魂の意味をこめ毎年12月に開催されている。
大きな写真

(2560×1707 ピクセル, 2356 Kbyte)
20回目となる2014年(平成26年)作品のテーマは、第1回と同じ「神戸 夢と光 」(Kobe, citta dei Sogni e della Luce)。節電のためLED化していた一部作品を再び白熱電球に戻し、暖かみを取り戻した。
12月4日(木)~15日(月)まで12日間にわたって開催された。
元町駅から三井銀行前に向かうと、入口のフロントーネ(新生)が見えてくる。高さ21メートル、幅33メートルある。
12月4日(木)~15日(月)まで12日間にわたって開催された。
元町駅から三井銀行前に向かうと、入口のフロントーネ(新生)が見えてくる。高さ21メートル、幅33メートルある。

ルミナリエ(luminarie)とは、イタリア語のイルミネーション luminaria の複数形だ。イタリア人のヴァレリオ・フェスティと神戸市在住の今岡寛和の共同作品である。

フロントーネから続くガレリア(夢の回廊)は、高さ12メートル、幅9メートルのイルミネーションが23基並んでいる。

フロントーネから続くガレリア(夢の回廊)は、高さ12メートル、幅9メートルのイルミネーションが23基並んでいる。

東遊園地(兵庫県神戸市中央区加納町6丁目)には、全長125メートル、最大高18メートルにおよぶスパッリエーラ(アラベスク)がある。

スパッリエーラの中央にあるカッサ・アルモニカ(光のカッサ・アルモニカ)は、直径7メートル、高さ11メートル。

東日本大震災以降の節電に配慮し、ソロピースなど一部作品をLEDに切り替えて開催してきた。しかし、20回目の今回は再びすべての作品を従来通り、白熱電球で制作した。
今年のテーマは第1回と同じ「神戸 夢と光」。当時に思いを巡らせてもらおうと、組織委員会は白熱電球に戻すことを企画し、関西電力に会期中の電力需要を確認した。12月は電力供給量に10%ほどの余裕があったため、全作品を白熱電球に切り替えた。
白熱電球は毎年、ルミナリエの本場・イタリアから1カ月半ほどかけてコンテナ船で運搬。現地の職人も来日し、約20万個の電球でソロピースなどを組み上げたという。
今年のテーマは第1回と同じ「神戸 夢と光」。当時に思いを巡らせてもらおうと、組織委員会は白熱電球に戻すことを企画し、関西電力に会期中の電力需要を確認した。12月は電力供給量に10%ほどの余裕があったため、全作品を白熱電球に切り替えた。
白熱電球は毎年、ルミナリエの本場・イタリアから1カ月半ほどかけてコンテナ船で運搬。現地の職人も来日し、約20万個の電球でソロピースなどを組み上げたという。
休止と再開
新型コロナウイルス感染の感染拡大を受け、2020年(令和2年)7月に開催の中止を発表した。
代替イベントとして、会場を縮小し、2020年(令和2年)12月4日から13日まで「光の装飾 ~想いをつなぐために~」が、2021年(令和3年)12月3日~12日に「神戸ルミナリエ presents『ロソーネ まちなかミュージアム』」が、2022年(令和4年)12月9日~18日に「神戸ルミナリエ presents『カッサアルモニカ/音楽の宝箱』」が行われた。

2023年(令和5年)5月6日に新型コロナウイルスが5類感染症に移行したことを受け、神戸ルミナリエを再開し、2024年(令和6年)1月19日から28日まで開催された。
代替イベントとして、会場を縮小し、2020年(令和2年)12月4日から13日まで「光の装飾 ~想いをつなぐために~」が、2021年(令和3年)12月3日~12日に「神戸ルミナリエ presents『ロソーネ まちなかミュージアム』」が、2022年(令和4年)12月9日~18日に「神戸ルミナリエ presents『カッサアルモニカ/音楽の宝箱』」が行われた。

2023年(令和5年)5月6日に新型コロナウイルスが5類感染症に移行したことを受け、神戸ルミナリエを再開し、2024年(令和6年)1月19日から28日まで開催された。
交通アクセス

近隣の情報
- 神戸ルミナリエ「Lici di speranza」:ぱふぅ家のホームページ
- 神戸ルミナリエ「La Luce di KIZUNA」:ぱふぅ家のホームページ
- 神戸ルミナリエ 2013:ぱふぅ家のホームページ
- 神戸ルミナリエ 2014:ぱふぅ家のホームページ
- 神戸市役所からの眺望はすばらしい:ぱふぅ家のホームページ
- 国道174号は日本一短い国道:ぱふぅ家のホームページ
- メリケンパークで神戸港開港から150年の歴史を振り返る:ぱふぅ家のホームページ
- カトリック神戸中央教会は神戸最古の教会:ぱふぅ家のホームページ
- 神戸ムスリムモスクはわが国初のモスク:ぱふぅ家のホームページ
- 一宮神社は生田裔神八社の1つ:ぱふぅ家のホームページ
- 神戸ハリストス正教会はモロゾフチョコが建設協力:ぱふぅ家のホームページ
- 神戸バプテスト教会は個人の良心の自由を尊重:ぱふぅ家のホームページ
- マハビールスワミジェイン寺院は日本唯一のジャイナ教寺院:ぱふぅ家のホームページ
- 関西ユダヤ教団は国内に2つしかないシナゴーグのひとつ:ぱふぅ家のホームページ
- 神戸北野異人館街は和洋折衷の邸宅が多い:ぱふぅ家のホームページ
- 和食や芦田旅気分で一日のスタートを切る(2024年12月11日)
- あのときめき、永遠に(2024年10月9日)
- ツボを押さえたワイン角打ち、落ち着く空間(2024年10月2日)
- 洋食グラ「一平」の味を礎に趣向を凝らす(2024年6月27日)
- オリエンタルホテルの味を再び(2024年4月5日)
- 4年ぶり神戸ルミナリエ、19日開幕(2024年1月19日)
- ホットワインにソーセージ、本場ドイツのクリスマスを(2023年11月19日)
- 米西海岸のドーナツを神戸に(2023年2月18日)
- 本物のメイドが案内する洋館。18世紀の「映え」が若者引きつける(2022年11月1日)
- 神戸の街、ジャズで元気に三宮で昼下がりライブ(2019年1月27日)
参考サイト
(この項おわり)