メリケンパークで神戸港開港から150年の歴史を振り返る

2022年1月15日 撮影
メリケンパーク
メリケンパーク
メリケンパーク(兵庫県神戸市中央区波止場町2)は、神戸港事業の一つとして、1987年(昭和62年)にメリケン波止場と中突堤の間を埋め立てて造成された公園で、園内には神戸ポートタワー、神戸海洋博物館、ホテル、展望広場などの施設がある。
メリケンパークの大きな写真大きな写真
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神戸ポートタワー - メリケンパーク
神戸ポートタワー(改修工事中)
神戸ポートタワーは、高さ108メートルの展望タワーで、独特のパイプ構造による鼓型の美しい外観から、鉄塔の美女とも呼ばれる。1963年(昭和38年)に完成。神戸港のシンボルとして広く知られるようになった。

建設時は港の景色が楽しめるように、中突堤の埠頭上に建設されたが、その後、メリケンパークの造成などにより、現在は埠頭上にはない。2014年(平成26年)には国の登録有形文化財に指定された。
2021年(令和3年)9月からリニューアル工事を行っており、2023年度に営業を再開する予定だ。
神戸ポートタワー - メリケンパークの大きな写真大きな写真
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神戸海洋博物館 - メリケンパーク
神戸海洋博物館
神戸海洋博物館(兵庫県神戸市中央区波止場町2-2)は、「海・船・港」をテーマとする海事関係の総合博物館だ。帆船の帆と波をイメージした独特な白いフレームが目印。メリケンパークのシンボルになっている。
神戸海洋博物館 - メリケンパークの大きな写真大きな写真
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神戸海洋博物館 - メリケンパーク
神戸海洋博物館
1962年(昭和37年)に開館した神戸国際港湾博物館が前身で、1987年(昭和62年)に神戸港開港120年を記念して開館した。
ロドニー号 - メリケンパーク
ロドニー号
1階には、1868年(慶応4年)に神戸開港を祝うために集まった英米仏の艦船18隻のうち、イギリス艦船12隻の旗艦として来港した軍艦ロドニー号の8分の1模型がある。21発の祝砲を撃った。

この他、遣唐使船や菱垣廻船、北前船、咸臨丸など、多くの艦船の模型が展示されており、神戸港開港から150年の歩みを学ぶことができる。
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ガントリークレーンオペレーター - メリケンパーク
ガントリークレーンオペレーター
港にあるガントリークレーンオペレーターのシミュレータ。2本のレバーでクレーンを操作し、船に積まれたコンテナを吊り上げてトラックに乗せ替える作業をゲーム感覚で体験できる。

この他にも、神戸港の操船シミュレータ、体験パズルなど、五感を使って神戸港のすべてを知ることができる。
0系新幹線 - メリケンパーク
0系新幹線
2006年(平成18年)より、川崎重工業が企業博物館「カワサキワールド」を展開しており、0系新幹線の先頭車両も展示されている。

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交通アクセス

【鉄道】
  • 神戸市営地下鉄海岸線「みなと元町駅」下車、徒歩10分
  • 阪急神戸高速線「花隈駅」下車、徒歩15分
  • 阪神本線・神戸高速線「元町駅」下車、徒歩15分
  • JR神戸線「元町駅」下車、徒歩15分
行き方ナビ
出発地の最寄駅:

目的地:メリケンパーク
メリケンパーク 関連

参考サイト

近隣の情報

(この項おわり)
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