山川駅は2016年3月に無人化

2016年3月20日 撮影
山川駅
山川駅(鹿児島県指宿市山川町成川7321)は“九州最南端の有人駅”であったが、訪問の5日後、2016年(平成28年)3月25日のダイヤ改正で無人化した。JR九州の在来線563駅のうち291駅は無人になった。
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山川駅 2008年
2008年7月30日 山川駅
駅舎は、2008年7月30日に訪問した時のままだ。
町名、地名は「やまがわ」だが、駅名は「やまかわ」と濁らない。
ぶじ蛙 - 山川駅
「日本最南端の有人駅」の標柱の足下には、旅行者の安全を祈るぶじ蛙がいる。
山川地方で産出する凝灰岩の一種、山川石を使っている。山川石は加工が容易で、江戸時代には身分の高い人の墓石として珍重されていたという。島津家の一門である今和泉家の墓石も山川石でつくられている。

なお、3月以降も標柱は残っているが、最南端の文字の部分を板で覆い隠しているそうだ。
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山川駅
相対式ホーム2面2線を備えており、鹿児島中央駅を発車する指宿枕崎線の列車の多くは、山川駅で折り返しとなる。山川駅以南は極端に本数が減る。(2016年3月現在:1日8本)
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山川駅
2013年度の1日平均乗降人員は450人。
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自動券売機 - 山川駅
無人化に伴い、改札口近くに自動券売機が設置された。
紙幣は1000円しか使えない。
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山川港 - 山川駅
山川駅の東には、約5000年(令和2982年)前の海底火山の噴火によって形成された天然の港、山川港が広がる。1549年(天文18年)、イエズス会の宣教師フランシスコ・ザビエルが上陸したと伝えられている。
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交通アクセス

【鉄道】
  • JR鹿児島中央駅から約1時間30分
  • JR指宿駅から6分
行き方ナビ
出発地の最寄駅:

目的地:山川駅

参考サイト

近隣の情報

(この項おわり)
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