日本遺産「有松」の町並み

2024年8月10日 撮影
日本遺産「有松」の町並み
有松 (ありまつ) の町並み(愛知県名古屋市緑区有松)は、東海道の池鯉鮒宿 (ちりゅうのしゅく) 鳴海宿 (なるみしゅく) の間に位置する茶屋集落で、絞り染めの産地として栄えた。2019年(平成31年)に日本遺産に認定。
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日本遺産「有松」の町並み
名鉄名古屋本線「有松駅」を降りて1つ目の信号機を左折すると、ゆるやかなカーブを描く路地に沿って800メートルほど、有松の町並みを見ることができる。
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日本遺産「有松」の町並
東海道中膝栗毛』の弥次さんは絞りに魅せられて、「ほしいもの 有松染めよ 人の身の あぶら絞りし 金にかえても」と歌を詠み、手拭いを買い求めた。

1984年(昭和59年)に名古屋市の町並み保存地区第1号として指定を受け、2016年(平成28年)に国の重要伝統的建造物群保存地区として選ばれ、2019年(平成31年)5月に「江戸時代の情緒に触れる絞りの産地~藍染が風にゆれる町 有松~」として、文化庁より「日本遺産」に認定された。
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日本遺産「有松」の町並み
江戸時代に入って間もない1608年(慶長13年)、尾張藩の奨励によって絞染めを工夫した有松絞がはじまる。1784年(天明4年)に大火に見舞われ街並みが失われたが、防火対策として漆喰を厚く塗り込めた塗籠造に、萱葺き屋根に替わって瓦葺が使用されて復興した。
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日本遺産「有松」の町並み
有松・鳴海絞会館では、有松絞の資料展示と販売を行っており、伝統工芸士による絞りの実演を見学できる。史料館以外にも絞り工房がいくつかあり、ハンカチやスカーフなどの絞り体験ができる。
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寿限無茶屋 - 日本遺産「有松」の町並み
寿限無茶屋
寿限無茶屋 (じゅげむぢゃや) に立ち寄った。1984年(昭和59年)2月、築100年の伝統的建造物家屋を利用し開業。こしのある手打ちうどんと手打ち蕎麦を提供している。
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寿限無茶屋 - 日本遺産「有松」の町並み
寿限無茶屋
メニューが豊富で、麺の組み合わせが自在にできるのがありがたい。冷たいきしめんと天ぷらの定食をいただいた。ボリューム満点で、価格もリーズナブル。きしめんにはこしがあり、揚げたての天ぷらが美味しい。
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交通アクセス

【鉄道】
  • 名鉄名古屋本線「有松駅」下車、名古屋市営バスで約7分
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出発地の最寄駅:

目的地:有松・鳴海絞会館
有松 関連

参考サイト

近隣の情報

(この項おわり)
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