本殿 2025年11月16日撮影
諏訪大社は、全国に約25,000ある諏訪神社の総本社で、古事記の中にも登場する。その起源は1500~2000年(平成12年)前とされるが、日本最古の神社の1つであることは間違いない。
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本殿 2025年11月16日撮影
上社前宮
シカやイノシシを生贄として神に捧げるための大切な神事で、狩猟で得られた肉は、古代の人々にとっての食料としても重宝されていた。
上社前宮
本殿の狛犬
本殿の狛犬
十間廊
十間廊は、前宮本殿の前方に建つ細長い社殿である。名称のとおり桁行が約十間あることに由来し、祭祀の際に神職が着座する場、また神事具を整える場として用いられてきた。
上社前宮
前宮は古式の祭祀形態を色濃く残すため、十間廊も装飾を抑えた簡素な構造で、自然と調和した佇まいを見せる。社殿を中心とする信仰ではなく、神の降臨を迎えるための場としての性格が強く、前宮の原始的な信仰形態を理解する上で重要な建造物である。
御室社のケヤキ
前宮四之御柱
前宮二之御柱
前宮の御柱は社殿四隅ではなく、神域を区画するように配置される点に特徴があり、御柱そのものが結界であり神の依代であるという古い信仰観を示している。

歴史的には、前宮は諏訪信仰発祥の地とされる。古代、守屋山を神体とする自然崇拝が行われ、その祭祀の中心が前宮周辺であったと考えられている。文献上は平安時代以降にその存在が明確になるが、考古学的にはそれ以前から祭祀が行われていた可能性が高い。中世には諏訪大社の神長官を務めた守矢氏が祭祀を司り、前宮は政治的・宗教的にも重要な位置を占めていた。
歴史的には、前宮は諏訪信仰発祥の地とされる。古代、守屋山を神体とする自然崇拝が行われ、その祭祀の中心が前宮周辺であったと考えられている。文献上は平安時代以降にその存在が明確になるが、考古学的にはそれ以前から祭祀が行われていた可能性が高い。中世には諏訪大社の神長官を務めた守矢氏が祭祀を司り、前宮は政治的・宗教的にも重要な位置を占めていた。
前宮一之御柱
境内は他の大社と比べて簡素であり、前宮本殿、十間廊、内御玉殿などが点在する。石垣や玉垣は最小限で、森と社殿が連続する景観が保たれている。境内を流れる前宮川は清らかな水を湛え、禊や神事に用いられてきた。こうした自然と一体化した構成は、前宮が形式化以前の神社形態を伝える貴重な存在であることを示している。
上社前宮からの眺め
上社前宮は守屋山の西麓にあたり、社地はなだらかな山裾に開けている。眼前には諏訪盆地が広がり、晴天時には諏訪湖方面を望むことができる。周囲は深い森と清流に囲まれ、人工的な構造物が少ないため、古代祭祀の空気を色濃く残す眺めを有している。
諏訪頼重の供養塔
上社前宮
諏訪氏は神職と武家の性格を併せ持つ一族であり、前宮はその精神的拠点でもあった。供養塔の存在は、前宮が単なる信仰の場にとどまらず、諏訪氏の歴史と深く結びついた場所であることを今に伝えている。
マンホール
境内には、茅野市のデザインマンホール蓋が設置されており、縄文文化を象徴する土偶「縄文のビーナス」や、国宝土偶が出土した尖石遺跡、八ヶ岳や霧ヶ峰の自然景観などが意匠として描かれている。縄文の里としての歴史的特色と高原都市の自然環境を表現し、地域の個性を身近に伝えるデザインとなっている。
交通アクセス
【鉄道】

- JR茅野駅から徒歩約40分
- 中央自動車道「諏訪IC」から約2.2km

参考サイト
- 諏訪大社
- 諏訪大社 上社前宮
- 御柱祭
- 諏訪大社:下諏訪観光協会
- 諏訪神社(立川)には目の神様やアマビエ像がある:ぱふぅ家のホームページ
- 横須賀諏訪神社は酉の市が有名:ぱふぅ家のホームページ
近隣の情報
- 諏訪湖祭湖上花火大会 2015:ぱふぅ家のホームページ
- 全国新作花火競技大会は水上スターマインが有名:ぱふぅ家のホームページ
- 諏訪湖間欠泉センター:ぱふぅ家のホームページ
- 茅野市尖石縄文考古館に国宝の土器が2つ:ぱふぅ家のホームページ
- 諏訪大社は4つの社からなる:ぱふぅ家のホームページ
- 富士見パノラマリゾートから入笠山へ:ぱふぅ家のホームページ
- 富士見駅は中央本線の駅の中で最も高い:ぱふぅ家のホームページ
- 蓼科大滝・蓼科湖:ぱふぅ家のホームページ
- 白樺湖から霧ヶ峰高原へ:ぱふぅ家のホームページ
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(この項おわり)
