ムーバス 30周年、EV車登場!

2025年11月26日・11月29日 撮影
ムーバス 30周年
ムーバス 300周年記念式典
武蔵野市のコミュニティバス「ムーバス」(Mubus / MOVE US)は、市民の交通利便性向上と地域活性化を目的として運行されている小型バスである。

1995年(平成7年)11月26日に運行開始した全国初の「コミュニティバスで、コミュニティバスという概念を全国的に広めた。2025年(令和7年)11月26日に30周年を迎え、吉祥寺駅北口で記念式典が催された。
市内の生活交通を支える重要な公共交通手段として定着しており、ぱふぅ家もお世話になってきた。
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ムーバス 30周年
ムーバス EV車
30周年を記念し、1号路線(吉祥寺東循環)に EV車が1台、導入されることになった。車両は BYD JapanJ6 2.0 で、日本市場向けに展開する小型電気バス「J6」シリーズの改良モデル。地域のコミュニティバスや施設送迎など、小回りの利く用途に適したEV車である。

基本構造は、全長約 6,990mm、全幅約 2,080mm、全高約 3,060mm というコンパクトな車体であり、街なかの狭い道や住宅地にも対応しやすい設計である。床はノンステップかつ低床構造となっており、高齢者や車椅子の利用者、ベビーカーを押す人などにもやさしく、乗降しやすさに配慮されたモデルである
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ムーバス 30周年
ムーバス EV車
電動部分においては、自社生産のリン酸鉄リチウムイオンバッテリー(および新型では「ブレードバッテリー」を採用するバージョンもある)を床下に配置することで、スペース効率と安全性を確保するとともに、車内空間を有効活用できるように設計されている。
この結果、J6 2.0 は一充電あたりおおよそ210kmの航続距離(公称値)を持ち、一般的なコミュニティバスや近距離路線の運行に十分対応可能だ。
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ムーバス 30周年
ムーバス EV車
この日は、コピス吉祥寺前で試乗会が催され、多くの市民が行列をなしていた。
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ムーバス 30周年
ムーバス EV車
乗車定員については、用途や仕様に応じて異なるが、新型仕様では最大乗車定員36人という構成も可能であり、都市部の路線バスや地域送迎など、多人数の輸送需要にも対応できる柔軟性を備えている。
従来のディーゼルバスと比べて部品点数が少なく、構造がシンプルであるため、メンテナンスコストや燃料コスト(電力消費)を抑えやすく、ランニングコストの面でも優位性があるとされる。
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ムーバス 30周年
ムーバス EV車
CO2排出がない電気バスであることから、環境負荷低減とカーボンニュートラル推進という社会的要請にも応える車両である。BYD JAPAN 自身も、こうしたEVバスを通じて公共交通の電動化、および持続可能な社会づくりへの貢献を掲げている。
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ムーバス 30周年
ムーバス EV車
外装デザインは、従来のムーバスのそれに加え、エコを表す木の葉があちらこちらに盛り込まれている。

ムーバスの路線
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ムーバス 30周年
ムーバス 30周年ヘッドマーク
現行車両(日野・ポンチョ 2代目HX系)は、30周年のヘッドマークを掲示して運行している。

ムーバスの運賃体系は、地域の住民が気軽に利用できる低廉な設定である。2025年(令和7年)時点では、大人1回200円、小児・障がい者100円であり、均一運賃制を採用している。また、ICカードや回数券の利用も可能であり、利用者の利便性向上が図られている。回数券や定期券も用意されており、通勤・通学や定期的な利用者にとって経済的である。
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ムーバス 30周年
ムーバス 30周年ヘッドマーク
ムーバスの誕生には、市民の生活利便性向上と交通渋滞緩和という背景がある。
1990年代後半、武蔵野市は人口増加と高齢化の進行に伴い、地域内の公共交通の充実が課題となっていた。市は、住民アンケートや地域の意見を踏まえ、小型バスによるコミュニティ交通の導入を検討した。
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ムーバス 30周年
ムーバス 30周年ヘッドマーク
その結果、2001年(平成13年)に市内を循環するコミュニティバス「ムーバス」が正式に運行を開始したのである。当初は1路線のみの運行であったが、利用者の増加に応じて路線や運行本数を順次拡大してきた。
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ムーバス 30周年
ムーバス 日野・リエッセ
このあたりの経緯は、当時武蔵野市長だった土屋正忠氏が著した『ムーバスの思想 武蔵野市の実践』(2004年8月、東洋経済新報社)に詳しい。
写真は、運行初期の車両「日野・リエッセ」。現在は運行していない。
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ムーバス 30周年
30周年記念デザインマンホール
30周年記念デザインマンホールを展示していた。吉祥寺駅北口のムーバスバス停付近に設置されるとのこと。
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ムーバス 30周年
トミカ
30周年記念トミカを販売していた。一人5個まで。車種は 日野・ポンチョだ。
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ムーバス 30周年
ロゲットカード
アンケートに答えると、全国統一観光スポットカード「LOGet!CARD (ロゲットカード) 」をゲットできる。

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ムーバス 30周年
トミカ、ロゲットカード
本日の戦利品。
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ムーバス 30周年
ムーバスの歴史
式典会場にはムーバスの歴史がパネルとして展示されていた。
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ムーバス 30周年
運転士不足解消を考えよう
「運転士不足解消を考えよう」ということで、市民にアンケートを行っていた。
ムーバスは、関東バスと小田急バスが運行しているが、両社とも運転士の高齢化と不足で悩んでいる。
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吉祥寺駅北口 - ムーバス 30周年
吉祥寺駅北口
30年の間には、吉祥寺駅は大きく変わった。
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ムーバス 30周年
はな子の像
駅の南側にある井の頭自然文化園で人気を博していたゾウのはな子さんは、2016年(平成28年)5月26日に死去。武蔵野市、、武蔵野商工会議所、武蔵野市商店会連合会など中心となり募金を募り、2017年(平成29年)5月5日に、吉祥寺駅北口広場に、全長約2.5メートル、高さ約1.5メートルの銅像が建立された。
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ムーバス 30周年
サンロード商店街
毎年クリスマスシーズンになると、1週間ごとに柄を変え、地元の手織工房じょうたがマフラーを巻いている。

北口からアーケードが続く吉祥寺サンロード商店街では、12月からウンインタースクラッチセールがはじまる。サンロード商店街の入口の看板は、地元にゆかりの漫画家やアニメ制作会社の手になるものが多い。今回は、1985年(昭和60年)から1991年まで週刊少年ジャンプ」に連載された宮下あきらさんの『魁!!男塾 (さきがけ!! おとこじゅく) 』だ。
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交通アクセス

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目的地:吉祥寺駅北口駅前広場
ムーバス 関連

参考サイト

近隣の情報

(この項おわり)
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