下鴨神社は「みたらし団子」発祥の地

2019年1月1日 撮影
下鴨神社
下鴨 (しもがも) 神社(京都府京都市左京区下鴨泉川町59)は、正式名称を賀茂御祖 (かもみおや) 神社といい、上賀茂神社とともに、賀茂氏 (かもうじ) の氏神を祀る神社である。
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下鴨神社
東西に2つの本殿があり、西殿には賀茂建角身命 (かもたけつぬみのみこと) が、東殿には玉依媛命 (たまよりひめのみこと) が祀られている。
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下鴨神社
両本殿は国宝に指定されており、31棟が重要文化財。1994年(平成6年)、「古都京都の文化財」として世界遺産に登録された。

賀茂氏は、古代、山城国(現在の京都府)葛野 (かどの) や大和国(現在の奈良県)葛城 (かずらき) を根拠地としていた。

下鴨神社神社は京都の社寺で最も古いものの1つで、崇神天皇7年(西暦90年)に神社の瑞垣の修造が行われたという記録があり、それ以前の時代に創建されたとみられている。

下鴨神社
言社 (ことしゃ) は大國さんと呼ばれるとおり、大国主命 (おおくにぬしのみこと) を祀る7つの社がある。干支の守護神でもあり、各々の社が十二支に対応している。
さざれ石 - 下鴨神社
南口鳥居を入ってすぐ左側にさざれ石がある。
君が代」に登場するが、小さな石という意味で、噴火によって石灰岩が分離集積して凝固した石灰質角礫岩であり、神霊が宿ると信じられている。全国各地に分布する。
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下鴨神社
下鴨神社神社には、縁結びをはじめ、安産・育児、無病息災、合格祈願、交通・旅行・操業の安全、五穀豊穣、殖産興業、世界平和など、多くの御利益がある。
下鴨神社
境内にある御手洗 (みたらし) 社では「水みくじ」を授けてくれる。
下鴨神社
境内を流れる御手洗川、みたらし池に水みくじを浮かべると、文字が浮かび上がる。
御手洗川は、土用になると池の周辺や川の底から清水が湧きでるところから鴨の七不思議にかぞえられ、湧きあがる水泡の姿を団子にかたどり、みたらし団子ができたという。意外に庶民的である。
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下鴨神社
みたらし池に足をつけると疫病や脚気にかからないと、無病息災を祈ってお祓いをうける足つけ神事(御手洗祭)が土用の丑の前後4日間行われる。

正月は1月4日の蹴鞠 (けまり) はじめが有名だ。
5月は、流鏑馬 (やぶさめ) にはじまる葵祭 (あおいまつり) のシーズンだ。
中秋の名月には名月管絃祭、11月3日には明治祭、11月23日には新嘗祭が催される。

参考情報

交通アクセス

【鉄道】
  • 京阪電車「出町柳駅」から徒歩12分。
【バス】
  • 京都駅より市バス4番・205番「下鴨神社前」もしくは「糺ノ森前」下車。
  • 地下鉄烏丸線「北大路駅」より市バス1番・205番(約25分)「下鴨神社前」もしくは「糺ノ森前」下車。
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目的地:下鴨神社神社
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(この項おわり)
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