
今帰仁城跡

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今帰仁城跡
今帰仁城跡(沖縄県国頭郡今帰仁村字今泊5101番地)は、1429年(正長2年)に琉球王国に統一される以前からあった三山鼎立時代の北山王の居城である。国の史跡、世界遺産「琉球王国のグスク及び関連遺産群」(2000年登録)の構成要素である。

チケット売場
入場は有料。チケット売場で、城跡と歴史文化センターがセットになった入場券を買う。
ここには土産もの売場もある。
ここには土産もの売場もある。

城の茶屋
城趾入口の近くにある城の茶屋では、さとうきびを機械で絞り、生のさとうきびジュースを提供している。
今帰仁城跡

今帰仁城跡
現在の城郭跡は、12~13世紀頃に築城されたと考えられている。
標高100メートルの高さの丘の上に、南北350メートル、東西800メートル、面積37,000m2あり、沖縄県内最大級の城である。
標高100メートルの高さの丘の上に、南北350メートル、東西800メートル、面積37,000m2あり、沖縄県内最大級の城である。

平郎門(本門)
本門で、1962年(昭和37年)の琉球政府時代に修復された。

今帰仁城は、攀安知時代に、中山軍に滅ぼされてからは、監守が派遣されるようになった。1665年(寛文5年)に最後の監守が引き上げてからは、祭りを執り行う場所として残された。

今帰仁城は、攀安知時代に、中山軍に滅ぼされてからは、監守が派遣されるようになった。1665年(寛文5年)に最後の監守が引き上げてからは、祭りを執り行う場所として残された。

カンヒザクラ

アカテツ

ソイツギ
今帰仁城内には御嶽のイベ(最も聖なる場所)が2つあり、大庭の北西にあるソイツギは、旧暦8月のグスクウイミという祭祀の時、今帰仁ノ口が五穀豊穣を祈願する場所である。

今帰仁城跡
今帰仁城跡は標高100メートルの高さにあり、大庭から北側に海を望むことができる。

今帰仁里主所火の神
今帰仁里主所火の神は、北山監守一族の火の神が祀られている。火は、家とそこに住む人々を守ると信じられており、旧暦8月10日には、今帰仁ノ口以下の神人が、現在も城ウイミの祭祀を執り行っている。
この火の神の祠は、太平洋戦争後に改築したもので、城跡の整備事業に伴って現在に位置に移された。
この火の神の祠は、太平洋戦争後に改築したもので、城跡の整備事業に伴って現在に位置に移された。

主郭(本丸)
主郭(本丸)は、場内でも中心的な建物があった場所で、発掘調査によって築城からは以上までの時期変遷を確認されている。

今帰仁城跡
14世紀はじめ、羽地按司(怕尼芝)が北山王国を建国した。14世紀中には、沖永良部島と与論島が北山王国の勢力範囲に入った。

今帰仁城跡

今帰仁城跡
今帰仁城は廃城となり、その後は北山監守が常駐した。
1609年(慶長14年)に薩摩藩が琉球王国に軍事侵攻を開始した。その際、今帰仁城が攻撃の第一目標となり、琉球王国側は組織的抵抗を見せなかったため、城に放火された。
1609年(慶長14年)に薩摩藩が琉球王国に軍事侵攻を開始した。その際、今帰仁城が攻撃の第一目標となり、琉球王国側は組織的抵抗を見せなかったため、城に放火された。

今帰仁城跡

古宇利殿内
今帰仁歴史文化センター

今帰仁歴史文化センター
今帰仁歴史文化センターは、チケット売場の近くにあり、「今帰仁村の歴史」「今帰仁村のムラ・シマ」「今帰仁の生活と文化」というテーマごとに3つの展示室があり、今帰仁城跡から発掘された品々も展示されている。

歴史年表
14世紀の北山王時代から現代に至る今帰仁の歴史年表――わかりやすい。

中国の陶器
北山王は1395年(応永2年)に明との朝貢貿易をはじめ、中国から陶器が入ってきた。

中国銭
明との貿易で使われた中国船。

中継貿易早わかりパネル
北山王の時代から琉球王国の時代に至るまで、沖縄は、日本と中国、朝鮮、東南アジアなどの各国間を結ぶ中継貿易で栄えた。


千代金丸


燃料補助タンクを利用したボート

今帰仁村の生活
写真上は、戦闘機の燃料補助タンクを利用したボート。燃料を使い果たすと切り離し落下させていた。それを拾ってボートや貯水タンクに利用した。/
参考サイト
- 今帰仁城跡
- 今帰仁城跡:沖縄観光コンベンションビューロー
- 今帰仁城跡:今帰仁村
- 今帰仁歴史文化センター:今帰仁村
近隣の情報
- 今帰仁城跡は北山王の居城だった:ぱふぅ家のホームページ
- ステーキハウス88 美ら海店:ぱふぅ家のホームページ
- 沖縄慰霊の日:ぱふぅ家のホームページ
- 琉宮城蝶々園で日本最大「オオゴマダラ」が舞う:ぱふぅ家のホームページ
- 沖縄美ら海水族館の巨大水槽でジンベイザメやマンタを見る:ぱふぅ家のホームページ
- 国営沖縄記念公園(海洋博公園)でイルカショーを見る:ぱふぅ家のホームページ
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(この項おわり)