古宇利大橋を渡って古宇利島へ

2023年6月23日 撮影
古宇利島
古宇利島
古宇利島 (こうりじま) (沖縄県国頭郡今帰仁村字古宇利)は、沖縄本島本部半島の北東にある直径約2km、周囲約8kmのほぼ円形の島で、エメラルドグリーンの海が広がる。恋島 (くいじま) が名前の由来とされる。
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古宇利大橋
古宇利大橋
やんばる急行バスに乗り、屋我地島 (やがちじま) を経由して、古宇利大橋を経由して古宇利島へ向かった。
写真は、DRIVE IN リカリカワルミから古宇利大橋を望む。左奥に古宇利島、右端が屋我地島。
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屋我地島
屋我地島
古宇利大橋の屋我地島側にある浜には、シーサーに似た岩が浮かんでいる。
1911年(明治44年)に、沖縄本島から1.5km離れた古宇利島へ行く帆掛け船のサバニの定期運行が始まった。
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屋我地島と古宇利大橋
屋我地島と古宇利大橋
その後、船舶の近代化や港湾で揖斐で輸送力は改善されたものの、島の過疎化が進み、1979年(昭和54年)には今帰仁村から沖縄県に架橋構想が提出された。
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古宇利大橋
古宇利大橋
1997年(平成9年)に県道指定を受けて架橋工事が始まり、2005年(平成17年)2月8日に竣工した。全長1,960メートルで、角島大橋 (つなしまおおはし) を抜いて、無料で通行できる橋としては日本一の長さとなった。

一方、名護市に所属する屋我地島は真喜屋 (まきや) 側から本島に接続していたため、今帰仁へ向かうには15kmも大回りをしなければならなかった。2010年(平成22年)12月18日にワルミ大橋が開通し、今帰仁へのルートが大幅に短縮された。
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古宇利大橋
古宇利大橋
古宇利大橋の幅は10メートル。2車線で、古宇利島に向かって左側に歩道がある。歩いてもいいし、両側に広がる海からの風を感じながら自転車で走るのもいいだろう。
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古宇利ビーチ
古宇利ビーチ
古宇利島側の橋のたもとには、真っ白な砂浜の古宇利ビーチが広がる。
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古宇利物産センター
古宇利物産センター
バスで古宇利物産センターに到着。土産物屋や食事処が充実している。ここで電動アシスト付きのレンタサイクルを借りることができる。島内はアップダウンが多く、電動アシストがあると楽だ。
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シマノカクレガ
シマノカクレガ
物産センターのカフェ「シマノカクレガ」で、古宇利島産の黒糖を使用しているというラフテーバーガーをいただく。自家焙煎のアイスコーヒーも美味しかった。
ラフテーとは琉球料理の1つで、皮付きの三枚肉またはヒサガー(皮付きのもも肉)を泡盛や醤油で甘辛く味付けした豚肉の角煮のことである。
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シマノカクレガ
シマノカクレガ
ラフテーは、柔らかくプルプルしている。

このあと、物産センターで電動アシスト付きのレンタサイクルを借り、島内を1周し、古宇利大橋を往復した。
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古宇利島オーシャンタワー
古宇利島オーシャンタワー
まず、古宇利島オーシャンタワーへ向かう。これが、結構な上り坂である。電動アシストで助かった。入場有料。
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古宇利島オーシャンタワー
古宇利島オーシャンタワー
入口でチケットを買うと、自動運転カートに乗って展望タワーへ向かう。周囲には、アダン、ソテツ、フクギが茂っており、沖縄気分を満喫できる。
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古宇利島オーシャンタワー
古宇利島オーシャンタワー
沖縄では、丈夫な枝を利用した防風林として、ハイビスカスを民家の生け垣や街路樹として活用している。お墓のお供え用としても行けるが、これは、亡くなった人の幸せを願ってハイビスカスを植える沖縄の昔ながらの習慣である。
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古宇利島オーシャンタワー
古宇利島オーシャンタワー
オーシャンタワーは、1階に古宇利島の歴史が展示されている古宇利島資料館、2階、3階に屋内展望フロアと、屋上にオーシャンデッキがある。
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古宇利島オーシャンタワー
古宇利島オーシャンタワー
オーシャンデッキは海抜82メートル。幸せの鐘がある。

昔々、天から1組の男女が古宇利島に降りてきた。2人は、毎日天から降ってくる餅を食べて幸せに暮らしていたが、やがて、餅が降ってこなくなったらどうしようと心配になり、毎日少しずつ餅を食べ残して蓄えるようになった。
すると、天から餅が降らなくなり、仕方なく、海辺へ行き、魚介類を獲って暮らすようになり、子孫を増やしていった。これが琉球人の祖先だという。
この言い伝えから、古宇利島は「恋の島」「神の島」とされてきた。
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古宇利大橋
古宇利大橋
オーシャンデッキから古宇利大橋を望む。
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古宇利大橋
古宇利大橋
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古宇利島
古宇利島
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交通アクセス

【バス】
【自動車】
古宇利島 関連

参考サイト

近隣の情報

(この項おわり)
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