西暦1299年 - オスマン帝国の成立

オスマン1世
オスマン1世
セルジューク朝と同じオグズ族出身のオスマンはルーム・セルジューク朝に忠誠を誓い、トルクメン系遊牧民やムスリム農民で形成されたガーズィーを率い、東ローマ帝国の手の及ばない辺境地域を酒杯していた。
1299年、オスマンはルーム・セルジューク朝から独立を宣言した。後にオスマン1世と呼ばれ、この年をもってオスマン帝国の成立とするが、この時点では小アジアの小国の1つに過ぎなかった。
ムラト1世
ムラト1世
オスマン1世はキリスト教徒やイスラム教と戦ったり同盟したりしながら領土を拡大していった。オスマンの跡を継いだ息子オルハンは、ブルサを攻略し首都と定め、さらにヨーロッパ大陸を臨むまで領土を拡大した。
オルハンの息子ムラト1世はスルタンを名乗り、1362年、アドリアノーブルを征服。ここを拠点とし、バルカン征服を進めた。

その後、オスマン帝国は東ローマ帝国やマムルーク朝などを征服し、地中海世界の過半を覆い尽くす世界帝国へ発展し、1922年まで続く。

この時代の世界

1175 1225 1275 1325 1375 1425 1258 1326 オスマン1世 1299 オスマン帝国の成立 1281 1362 オルハン 1319 1389 ムラト1世 1370 ティムール帝国の成立 1396 ニコポリスの戦い 1249 1318 ラシード・アッディーン 1271 1304 ガザン 1249 1318 ラシード・アッディーン 1271 1304 ガザン 1304 1335 アブー・サイード 1324 マンサ・ムーサのメッカ巡礼 1304 1368 イブン・バトゥータ 1332 1406 イブン・ハルドゥーン 1254 1324 マルコ・ポーロ 1298 「東方見聞録」出版 1215 1294 フビライ 1271 元の建国 1275 1311 北条師時 1297 永仁の徳政令 1284 1311 北条貞時 1288 1339 後醍醐天皇 1294 1336 楠木正成 1303 1333 北条高時 1301 1338 新田義貞 1308 1335 護良親王 1297 1348 花園天皇 1293 1354 北畠親房 1316 1335 諏訪頼重 1305 1358 足利尊氏 1333 鎌倉幕府滅亡 1273 ルドルフ1世の即位 1218 1291 ルドルフ1世 1255 1308 アルブレヒト1世 1303 アナーニ事件 1235 1303 ボニファティウス8世 1264 1314 クレメンス5世 1268 1314 フィリップ4世 1275 1313 ハインリヒ7世 1265 1321 ダンテ 1321 ダンテ『神曲』完成 1239 1299 ラームカムヘーン 1279 ラームカムヘーンが即位 Tooltip
(この項おわり)
header