西暦1799年 - ロゼッタ・ストーンの発見

エジプト象形文字を解読
ロゼッタ・ストーン
1798年、ナポレオン軍はピラミッドの戦いでイスラム軍を破り、カイロを占領する。翌1799年、ナポレオン軍のピエール・フランソワ・ブシャール大尉は、エジプトの港湾都市ロゼッタで、3段の異なる文字が刻まされている縦114.4cm、横72.3cm、厚さ27.9cm、重量760kgの石板を発見する。

発見された町にちなんで「ロゼッタ・ストーン」と名付けられた石板は、上から順に、古代エジプトのヒエログリフ、古代エジプトのデモティック(草書体)、ギリシア語を用いて、プトレマイオス5世をたたえる内容が刻まれていた。
1801年、イギリス軍がエジプトに上陸してナポレオン軍を降伏させると、ロゼッタ・ストーンもイギリスの手に渡った。その翌年から大英博物館に展示されることになる。

博物館に展示されていたロゼッタ・ストーンを見たフランスの言語学者ジャン・フランソワ・シャンポリオンは文字の解読に着手し、ついに1822年、解読に成功する。これ以降、エジプト語の文書が次々と解読されていく。

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(この項おわり)
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