
雪の大谷
立山黒部アルペンルートの室堂平付近は積雪が多く、毎年、4月中旬から6月中旬までの2ヵ月、高さ20メートルを超える雪の大谷を見ることができる。
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立山黒部アルペンルート
このあたりはまだ積雪が少ない。

立山黒部アルペンルート
次第に積雪が深くなってゆく。
室堂ターミナル付近は地形的に吹きだまりになっているため。とくに積雪が深くなる。
室堂ターミナル付近は地形的に吹きだまりになっているため。とくに積雪が深くなる。

立山黒部アルペンルートの除雪作業は、毎年1月下旬からはじまる。

2021年(令和3年)は立山黒部アルペンルートの開業50周年イベントとして、開業当時のまま、1車線だけを除雪した区間50メートルを設けた。雪壁に接触しそうな距離でバスが通過していく。

除雪技術が発達してから2車線を除雪するようになった。50周年記念イベントでは、1車線分はウォーキングゾーンとなっており、雪の大谷内を散策できるイベント「雪の大谷ウォーク」を実施している。

雪壁には鯉のぼりが飾られていた。

雪の大谷は、雪の壁が一番高い地点である。この日の高さは14メートル。
この場所の標高2390メートルで、気温は氷点下1℃。5月でも、ウォーキングに出るときには真冬の防寒対策をしていこう。

毎年1月から始まる除雪作業は、道路の位置をGPSで確認しながら、ブルドーザーで少しずつ掘り進んでゆく。1メートルほど掘り進んだら、通常の除雪車の2倍近い吹き上げ能力を持った、アルペンルート専用のロータリー除雪車「熊太郎」を使って、雪の壁を切り拓いてゆく。そうして4月中旬、ようやく立山黒部アルペンルートが開通する。
この場所の標高2390メートルで、気温は氷点下1℃。5月でも、ウォーキングに出るときには真冬の防寒対策をしていこう。

毎年1月から始まる除雪作業は、道路の位置をGPSで確認しながら、ブルドーザーで少しずつ掘り進んでゆく。1メートルほど掘り進んだら、通常の除雪車の2倍近い吹き上げ能力を持った、アルペンルート専用のロータリー除雪車「熊太郎」を使って、雪の壁を切り拓いてゆく。そうして4月中旬、ようやく立山黒部アルペンルートが開通する。

室堂ターミナル
室堂ターミナルに到着。

室堂ターミナル
路線バスの立山高原バスだけでなく、さまざまな観光バスが停まっていた。
交通アクセス
参考サイト
- 雪の大谷:立山黒部アルペンルート
近隣の情報
- 立山黒部アルペンルート:雪の大谷:ぱふぅ家のホームページ
- 室堂平はアルペンルートの中心地:ぱふぅ家のホームページ
- 称名滝は日本一の落差:ぱふぅ家のホームページ
- 黒部ダムでダムカレー:ぱふぅ家のホームページ
- 欅平は黒部峡谷随一の観光スポット:ぱふぅ家のホームページ
- 土木遺産「千垣橋梁」と昭和レトロ「有峰口駅」:ぱふぅ家のホームページ
- 黒部ダム:黒部ルートを使って内側から施設見学:ぱふぅ家のホームページ
- 出し平ダム・小屋平ダム:ぱふぅ家のホームページ
- 黒薙温泉は黒部峡谷の秘湯:ぱふぅ家のホームページ
- 宇奈月駅から新山彦橋、山彦遊歩道、宇奈月ダムへ:ぱふぅ家のホームページ
- 宇奈月温泉はトロッコ列車の観光拠点:ぱふぅ家のホームページ
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(この項おわり)